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某所からの避難場所・・・。何も考えていない迷走必至のblog

影男のゲヱムと手袋

【3DS】『心霊カメラ~憑いてる手帳~』


3DS『心霊カメラ~憑いてる手帳~』のストーリーモードを一周クリアしました。怪談の季節とは若干ズレますが、久々のホラーゲームです

本作は3DSでも初期の作品でありまして、発売は任天堂ですが制作はコーエーテクモ。3DS本体を射影機に見立て、3DSのAR(拡張現実)機能を活用した内容です。コーエーテクモの『零』シリーズに連なる作品ですが、ストーリーに関連性はありません。AR機能も出だしの頃は物珍しさもあって楽しかったですが、VRが当たり前となった現在では一世代前のテクノロジーであることは否めませんね。画面に映し出される映像はカメラ越しの背景の遠近まで対応していませんから、妙なサイズ感になってしまって”目の前に存在するような”とまでは到底感じることはできません

一時期ARを使ったイベントとかもありましたけど、あれってスマホでやろうとすると専用のアプリをDLしないといけなかったり、めんどくさい割には画面上に画が出てくる以上のものではないので飽きも早かったように思います。本作のプレイにあたってはAR機能の媒介として「紫の日記」と劇中で呼ばれる冊子が必須となります。中古で冊子なしの状態で購入しても一切プレイできませんから注意が必要です

本作のストーリーモードですが、正直ストーリーと呼ぶ程のものではなく、あくまでARのギミックを遊ばせる為の要素に過ぎません。したがってその内容も恐怖を感じさせる演出というよりは単なるミニゲームといった趣で没入感は低いです。プレイヤーの元に「紫の日記」が届くところからゲームは始まるのですが、結局プレイヤーは何者でどういう経緯で「紫の日記」が送られてきたのかが最後まで不明でありまして、日記の中の閉ざされた館から飛び出してきた”眞夜”という女性の失われた記憶を辿り、眞夜と同じように日記に囚われた人達を解放することで「紫の日記」の謎を解き明かしていくという展開なのでプレイヤー自身の主体性は皆無なんですよね。ネタバレを避けて詳らかにはしないですけど、呪いの主の正体も意外性もなにもなくあっさりと終了するので物語的なカタルシスはありませんでした

二周目以降は(ミニゲームの)難易度が上がり、新たなエピソードも追加される”エクストラモード”がプレイできるのですが、基本的な部分に変わりはないのでもう一周プレイする気にはなれませんでした。追加要素のひとつとして、眞夜の衣装が変更されるのですが、髪は金髪でSMの女王様のような出で立ちで登場したところで萎えました。いくら何でもTPOっつーモンがあるだろうよw サービスの一環だとでも思っているのでしょうけど、ゲームの雰囲気にまったくそぐわず、DOAで味を占めたコーエーテクモの悪い部分が出たって感じですね

ARによるイベントバトルもあちこち見まわす必要があるので非常に忙しなく、自室の狭い空間においては苦痛以外の何物でもありませんでした

斯様にホラーゲームとしてはシナリオ的にも視覚的にも物足りず、AR技術を玩ぶ以外の用途には適いませんので、純粋に”怖さ”を求めるのであれば別の作品を探された方が無難だと思います



→ゲームとしてはこっちの方がいいと思います
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| 3DS | 10:03 | トラックバック:0 | コメント:0
【SS】『ストリートファイターコレクション』

※リンクはPS版です

毎週楽しみに視聴していた「ハイスコアガール」が先日最終回を迎えました。これまで原作のエピソードをほぼ忠実に再現していたので大体の予想はついていたのですが、アニメ版のラストはコミックス第4巻ラストのそれでありました。原作を読んだ方はご存知かと思いますが、ここで切るなんて生殺しにも程があるだろ…と思いきや、番組の最後にエピソード13~15の配信およびOVA発売の告知が!…いやぁ~ここまで来て続きを見ないなんてあり得なくね?私にしては珍しくリアルタイム視聴したアニメの円盤をお布施の意味も込めて全巻予約してしまいましたよ、まったく… でもねぇ、ここまで原作に忠実だった作品だから順当に原作のエピソードをなぞったものとして予想すると、OVAでもハルオVS小春の3番勝負にまで至らないのではないかと危惧するのですよ。とはいえ、ここまで丁寧に作られてきた作品なので一気に端折るようなことはして欲しくないし…う~ん、これは悩みどころですね

さて、今回ご紹介するのは件の「ハイスコアガール」にて最もフィーチャーされたアーケードゲーム『スーパーストリートファイターⅡX』を収録したSS版『ストリートファイターコレクション』でございます

アーケード版『ストリートファイターⅡ』はゲーム史に残る一大ムーブメントを起こした作品であり、家庭用機にもSFC版初代を皮切りに様々なハードで発売されてきました。リアルタイムで購入したものもいないものも含め、私が現在所有する「ストリートファイターⅡ」の名前を冠した(または収録された)作品は以下の通り

SFC…『ストリートファイターⅡ』『ストリートファイターⅡ´ターボ』『スーパーストリートファイターⅡ』
PCE…『ストリートファイターⅡ´』
MD…『ストリートファイターⅡ´PLUS』『スーパーストリートファイターⅡ』
3DO…『スーパーストリートファイターⅡX』
SS…『カプコンジェネレーション第5集 格闘家たち』(初代ストⅡ、同ダッシュ、同ダッシュターボを収録)『ストリートファイターコレクション』※本作(スパⅡ、スパⅡX収録)
PS2…『カプコンクラシックスコレクション』(初代ストⅡ、同ダッシュ、同ダッシュターボ収録)『ハイパーストリートファイターⅡ』
PSP…『カプコンクラシックスコレクション』(初代ストⅡ、同ダッシュ、同ダッシュターボ収録)
XBOX360…『Capcom Digital Collection』※海外版(スーパーストリートファイターⅡターボHDリミックス収録)
番外編…GB版『ストリートファイターⅡ』

初代PS版のマルチとDC版のスパⅡX以外は大体揃っているかな?しっかし出す方も出す方だけど、買う方もよくもまぁ基本同じゲームを何種類も買ったものだと思いますね。この中で一番プレイしたのはやっぱり初代SFC版かな?PCE版も良くできていてプレイした記憶はあるけど標準2ボタンパッドのPCEで、これだけの為に6ボタンパッドを複数購入するのはちょっと抵抗があったので、対戦プレイをやった記憶はあまりないですね。2Dの対戦格闘ゲームはSSの標準パッドがベストですが、本作より先行して発売されていた『ストリートファイターZERO』や同2の方をよくプレイしていました

今回「ハイスコアガール」の影響で久々にプレイしたくなってSS版の本作を引っ張りだしてきたのですが、やっぱり一人でプレイするのは味気ないですね。とはいえアーケードで対戦できる環境の店舗なんてほとんどないし、ネット対戦は箱〇版以外不可能だしで「ハイスコアガール」の劇中でもあったひりつくようなあの”ゲーセン”特有の雰囲気というのは今ではゲームロートルのノスタルジックな感傷に過ぎないのでしょうね

何か、いつかリタイヤして本格的なジジイになったら同好の士を募ってローカル対戦プレイに興じてみたいですw



→「スパⅡX」の対戦はムリだけど、これを購入すればしばらくは対戦相手に困ることはなさそうですねw

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| SS | 10:01 | トラックバック:0 | コメント:0
【PS4】『龍が如く0 誓いの場所』


PS4版『龍が如く0 誓いの場所』本編クリアしました。約90時間のプレイで獲得したトロフィーは6割弱、ゲーム内での達成率は7割強といったところです。

「龍が如く」シリーズは律義にほとんど購入しているのですけど、実際にプレイしたのはPS2の初代と2、PS3で3、PSPのクロヒョウのみ。初代から2は個人的に大変盛り上がったのですが、PS3でプレイした3がどうにも馴染めず、シリーズ自体に飽きがきたんかなぁと思っていたところへPS4に移行した後もほぼ年一のペースで関連作品がリリースされていい加減食傷気味であったのですが発売からかなりの期間が経過しても一向に値段が下がらない本作についてはずっと気になっていたんですよね

シリーズものではありがちな主人公達の前日譚なのですが、昭和末期のバブル景気の真っただ中であった1988年の神室町と蒼天堀で、おなじみの桐生一馬に加えてあの真島の兄さんとW主人公というだけでもそそりますよねw 元々老成し過ぎの観があった桐生一馬は本作では20歳…には全然見えん!何なんだその貫禄と落ち着きはw 真島の兄さんも24歳とのことですが、こちらも年相応には見えないなぁ。でもこちらはロン毛にポニテで時代というか、髪型だけなら昔のオタクっぽい感じですね

ストーリーは神室町の大規模な再開発計画(シリーズではおなじみのミレニアムタワー建設)が持ち上がり、明らかになった「カラの一坪」を巡る東城会内部の権力闘争に主人公である桐生一馬と真島吾郎が巻き込まれていくことで展開します

桐生一馬は組の半端仕事である街金の債権回収を請け負った際「カラの一坪」で自分が金を取り立てた男が死んだことをTVのニュースで知る。身に覚えの無い殺人の濡れ衣を着せられた桐生は真犯人を見つけて身の潔白を証明する為に堂島組を抜けるのだが、実は服役中の堂島組若頭である風間新太郎を排除する為に若頭補佐の3幹部(久瀬、阿波野、渋澤)が仕組んだ罠であった。窮地に陥った桐生の前に現れた謎の男、立華から風間新太郎の意思と「カラの一坪」を巡る堂島組内の陰謀を知った桐生は、立華が経営する闇の不動産屋に身を置き、立華に協力する

一方、真島吾郎は所属する嶋野組の命令に逆らった咎で左目を失い、更に一年近い拷問と「穴倉」と呼ばれる場所での監禁を強いられた後に嶋野組を破門となって嶋野の代紋違いの兄弟分である近江連合の佐川の預かりで蒼天堀の巨大キャバレー「グランド」の総支配人として軟禁生活をおくっていた。ある時佐川から「マキムラマコト」という人物を殺せば嶋野組に復帰できると持ち掛けられ、捜索の末に発見した「マキムラマコト」は盲目の少女であった。どうしても彼女を殺すことができなかった真島は、彼女を保護していた李という男と共に「マキムラマコト」を守る為に奔走する。しかし「マキムラマコト」を狙うのは佐川だけではなく、近江連合の西谷等との出会いで、何故「マキムラマコト」が東西複数のヤクザ組織から狙われているのかの真相を知り…


全16章+最終章の本編は、上記の2人の主人公である「桐生一馬」と「真島吾郎」それぞれの視点から2章単位で切り替わっていく構成となっています。最初はテンポとしてどうかなと思っていたのですが、主人公が切り替わることで舞台も神室町から蒼天堀へと変わるので飽きないんですよね。サブストーリーやコレクターズアイテムにはまると同じ場所を何度も行き来する必要があるので、ずっと同じ場所ではなく適度に切り替わるのは目先が変わって良かったと思います

ミニゲームやサブストーリーも充実しててそれも面白いんだけど、本作のシナリオは変な大風呂敷を広げるでもなく、ヤクザたちの権力闘争の構図に限定されているのがいいですね。関東最大のヤクザ組織である東城会も一枚岩ではなく、直系の幹部同士の争いであったり目的を同じくする3幹部も互いを牽制していたりと複雑な人間関係や力関係が交錯していて面白いです。特に堂島組の若頭補佐に起用された小沢仁志、竹内力、中野英雄の3人はCGのクオリティも高く、本人による吹き替えもバッチリで、本作を構成する重要な役割であったことは間違いありません。小沢仁志が怖すぎる…
その他の登場人物も本作だけで死んじゃうのは勿体ないぐらいいい味のキャラクターが数多く登場してストーリーを盛り上げます

本編とは別のサブストーリーも充実しており、人気のAV女優が実際に登場したり「シノギ」と呼ばれるミニゲームにも一連のシナリオがあって、特に蒼天堀のキャバクラ経営は単体でも通用するぐらい完成度が高いです。その他のサブストーリーに登場したキャラクターがキャストとして採用できるようになるのも面白いですね。「シノギ」は両方とも最後までクリアしました

舞台となった時代を反映してか、本作では手に入るお金の桁が違い過ぎるのに飲食やアイテムの価格は実際に近いのでそのギャップに戸惑いますw 雑魚との戦闘でも1回のバトルで数百万円以上手に入ることもあるので金遣いは相当荒くなりますw まぁインフレがひどすぎて本編シナリオ中の「10億円以上の価値が…」何ていうセリフに主人公が驚いたりするのですが、いや、オマエ50億以上持ってるやんって突っ込みを入れたくなる場面もしばしばw

ただミニゲームはいくらやっても苦手なものが結構あって、サブストーリーの要件に関わってくると断念せざるを得ないものが出てくるのはちょっと残念でした。ちなみにお気に入りのミニゲームはポケサーで、苦手なものはバッティングセンターとマハラジャのダンスゲーム。特に後者はいくらやっても上手くできる気配がありませんでした

コンプ系ではイメージビデオとテレホンカードはクリアしました。テレホンカードは終盤攻略サイトに頼ってしまいました(汗)

以下本編で印象に残った点の感想を。若干ネタバレを含みますので気になる方は以下読み飛ばして頂くことを推奨します



シリーズをプレイするたびに思うのですが、神室町や蒼天堀には警察官は居ないのでしょうか?元組員の若造(そうは見えないが)ひとりや盲目の少女ひとりを探し出すのにヤクザの組員が大挙して街を闊歩していたり、路上では表通りだろうがお構いなしにカツアゲが横行する危険すぎる街。あまつさえ埠頭に停泊する豪華客船を襲撃したり、高速道路にヘリまで動員して銃を乱射しまくっているのに下道に降りて何事もなかったように移動できるなんてさすがにあり得ないと思うのだがw

今作ではバトルの演出に攻撃を当てた時に昔のレジスターの音と共に現金が舞い散る演出が面白いね。大量の金をバラまいて危険を回避するとか、特に金にまつわるギミックが多かったのが印象的でした

街の雰囲気は30年前の風景を忠実に再現…とまではいきませんが、あの時代特有の猥雑さはしっかり表現できていて良かったのではないでしょうか。特に電話ボックスに大量に貼られた名刺大のチラシとか、今では電話ボックス自体見かけることも減ってきたので懐かしい感じがします。私個人は当時の神室町(歌舞伎町)には行ったことがなく、地元である蒼天堀(道頓堀)も特に夜はあまり行った記憶がないですね。当時はまだ田舎のバカ高校生だったので、大阪へ出ること自体が一大イベントだったように記憶します

今作のキャラクターで、女性では薄幸の美少女であるマキムラマコトと蒼天堀キャバクラサンシャインのユキちゃんがお気に入りです。前者はエピローグにおいて神室町で偶然真島と邂逅するシーンが良かったです。チャップリンの名画「街の灯」のラストっぽい演出は、事件が終わってどのくらいの期間が経っていたのかは詳らかにされていませんが、マコトの眼はかなり見えるようになっているにも関わらず、真島の顔を見ても誰だか分からない。後からマコトを助けに来た主治医の男性がマコトに特別な感情を抱いていると看破するや、マコトに自分の声を聴かれない位置まで場所を移してその主治医の真意を確かめるあたりはいい演出だと思います。それにしてもあれだけ一緒に居たのに真島って名乗ってなかったっけ?自分で名乗ってなくても李さんとか普通にマコトの前で「真島」って呼んでたような気がするのだが?最後の「カラの一坪」で兄に花束を捧げるシーンでオルゴール付きの時計を見つける演出はちょっとやり過ぎですね。っていうかあの時計って真島の兄さんが持ってたんだっけ?本編でも取ってつけたような演出だったのであまり記憶に残ってないです。ユキちゃんは後のシリーズ作品である『龍が如く 極2』に蒼天堀伝説のキャバ嬢として再登場するらしいですね。アラフォーのユキちゃんがどんな感じに成長したのか楽しみです

桐生に関しては堂島組に対してあれだけのことをやらかして普通に復帰するのはちょっとあり得ないというか、まぁその後のエピソードとの整合性をつけるためのものと理解してますけどさすがにないんじゃないかなぁ?あと「カラの一坪」殺人事件の真犯人は堂島壮兵が雇った殺し屋の「老鬼」だったわけですが、最後の真島の兄さんとのバトルで敗北し、日侠連の世良が堂島壮兵を抑える切り札の生き証人として身柄を預かる、みたいな話になったんだけど、結局桐生の容疑は有耶無耶になっちゃったんですかね?久瀬と渋澤は警察にパクられたとか言ってたからそっちにおっ被せたんでしょうか?

圧倒的な存在感で何度も桐生の前に立ちはだかる久瀬と阿波野がそれぞれ最後のバトルの後に何かいい奴っぽくなっちゃったのが気になるんですが、何度も死闘を繰り広げた久瀬と桐生はともかく、阿波野が真島の兄さんに敗北後、何かもっともらしいことをベシャリながら「老鬼」の奇襲から真島を庇って命を落とすのですが、ほぼ初見の真島に対してそんな感情的になるもんかなぁ?個人的には本作で一番違和感を感じた演出でした

最終章でも桐生と真島は邂逅することなく、それぞれ別の場所で別の戦いに勤しんでいたワケですが、桐生が立華の代わりに蒼天堀にマコトを迎えに赴いた時と、真島が神室町までマコトを追って来た時に一時的に同じ場所に居たんですよね。天下一通りで桐生と真島が出会うラストシーンは良かったんですけど、先のタイミングでお互い意識していなくてもすれ違う場面とかがあったら良かったのになと少し思いました。お互い名前ぐらいしか知らない者同士なのに、最後いきなり相対して例の口調で「桐生ちゃ~~ん」って呼びかけるのはちょっと違和感がありました

BLのネタになりそうなぐらい蜜月であった桐生と錦山との関係がこの先の15年で激変した理由は、次作の『龍が如く 極』の追加エピソードで明らかになるようです。これはもう連チャンでプレイするしか!初代をプレイした時には実際親密であった頃の桐生と錦山の描写が少なかったので実際そこまで深く考察するほどでもなかったんですよね

シリーズ作品として実績を積み重ねてきた作品だけに、後付けの設定において細かい齟齬が生じるのは多少はやむを得ない部分もあると思います。一応桐生一馬を主人公としたシリーズは一旦完結したようですので、これから時間をかけてシリーズ作品を追っかけていきたいと思います


 

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| PS4 | 09:28 | トラックバック:0 | コメント:0
【NDS】『パズルシリーズ VOL.6 イラストロジック』


ニンテンドーDSの『イラストロジック』全300問をクリアしました

今は亡きハドソン製の定番パズルゲームで、問題は10×10が50問、15×15が100問、20×20が100問、25×25が50問の計300問が収録されています。携帯機としては多すぎず少なすぎず、似たような作品と比較しても大体このあたりが相場のような感じですね

「イラロジ」のルールは今更説明の必要もないかと思いますが一応書いておきますと、縦横に記されたヒントの数字を基にマス目を塗りつぶして隠れているイラストを完成させるというシンプルなもの。専門の雑誌等で知る人ぞ知るパズルであったところが、95年に初代GBで任天堂が『マリオのピクロス』(※ピクチャークロスワードの略)とタイトルを変えて発売したところからコンピューターゲーム、とりわけ携帯機との親和性が非常に高いことも相まって大ブームというよりは定番タイトルとして地味ながらも似たような作品が継続しているというのが現状です

タイトルが変わろうが基本やることは同じなので、差別化をはかる点はUIと演出に尽きるといっても過言ではありません。そういう意味では初出でありながら任天堂の『ピクロス』シリーズは既に完成されており、明確にそれを超えるものを生み出すのは相当難儀なことであるという事実は前提として知っておいてもいいと思いますね

で、本作についてなのですが、基本的な操作性は特に問題はないと思います。強いていうなら連続でマーカーする時に若干滑りやすいぐらい。連続マーキング中は縦なら縦、横なら横で動作が自動で固定され、一応誤マークを防ぐ対策が施されているのですがこれは実際にプレイしてみると私個人としてはちょっとやりづらさを感じました。一直線に進むだけなら問題ないんですけど、細かく縦横にチェックを入れたい場合はいちいちボタンを押し直さないといけないので、時間に急いている時にはちょっともどかしく感じることもありましたね。後本作にも”仮置き”機能は搭載されていませんでした。あれって任天堂の専売特許なのかなぁ?

クリアしたタイムにより★マークが貰えるという演出があるのですが、たくさん取得しても別段何が用意されているワケでもないので、あくまでストイックにクリアタイムを極めるという遊び方が基本になります。本当にこれ以上ないってぐらいシンプルな作りで、純粋にパズルを解く以外の一切の要素が排除されているのは、ゲームとしては一つの方法論だと思うけど、発売元を見るとちょっと寂しい気がします

本作発売の頃には既に「ボンバーマン」か「桃鉄」製造メーカーとしてしか存在感を発揮できなかったハドソン。PCEの頃の全盛期と比べると、メーカーとしての独自のセンスやそれを表現するアイデアも技術も既に会社に残っていないのだなということがまざまざと思い知らされて胸が痛くなりますね。イラストにハドソンらしさを象徴するような意匠は皆無で音楽も地味。発売順は前後しますけど、以前プレイしたWiiの『イラストロジック+からふるロジック』には数は少ないながらも”ハドソンらしさ”を垣間見ることができただけに余計にそう感じるのかもしれませんね

ゲームモードは通常のパズルに加えて制限時間内にクリアすることで取得できる段位認定モードがあるのですが、これも認定されたからといって何があるワケではありません。問題も普通に収録されている問題から何種類かがランダムで出題されるだけなので本当に申し訳程度のオマケです。でも最高難易度のプラチナ段位で25×25の問題を7分以内というのは結構無茶だと思います。せめて10分にしてくれれば何とかクリアできそうなのですが、まぁ別にどうでもいいです。問題の難易度は他の作品と比較してもまぁまぁ簡単な部類に入るのではないかと。マス目が増えれば難易度が上昇するのは当然なのですが、同じマス数の問題であっても簡単なものと難しいものではかかる時間が倍以上変わってきます。別に後ろの方に収録されているからといって段々難易度を上げていくといった調整しているとかは全くないです

全問クリアしてもエンディングはありませんしどころか労いのメッセージひとつ出てこないのでやり切った感は全然ないですw

純然たる暇つぶしとしてパズルのみをプレイされたい方には無条件でおススメできますが、ゲーム的な何かを求めるむきには注意が必要ですね


→携帯ゲーム機での「ロジックパズル」の原点であり到達点。総合的にみて本作を超える同ジャンル作品には寡聞にしてまだ出会っておりません


→収録問題数は本作の倍の600問。難易度は低いが操作が格段に面倒くさい”カラフルロジック”は好き嫌いが分かれそうです

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| NDS | 15:15 | トラックバック:0 | コメント:0
【XBOX360】『Phantom PHANTOM OF INFERNO』


箱〇版『Phantom PHANTOM OF INFERNO』の全シナリオをクリアしました

本作のオリジナルは2000年にPCで発売されたエロゲーでありまして、2003年には毒抜きした状態でPS2に移植されています。その後アニメ化等のメディアミックス展開を経て2012年に本作が発売されました

元はエロゲーなんでハードボイルドなシナリオにはあまりそぐわない美少女成分が多めなのはいいとして、PS2版と比較しても絵柄が結構違いますね。Wikiによれば箱〇版はデザインも声優もアニメ版に寄せた形でリメイクされているようです。本作以降移植やリメイクは存在しませんので、実質本作が一番遊びやすい形であるといえるでしょう

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合衆国全土を震撼させた、マフィア幹部連続殺害事件。実行犯と目される謎の暗殺者「ファントム」は、現場に一切の物証を残さないためにその犯人像を特定できず、事件解決の目処は一向に立たずにいた。そんな中、観光で一人アメリカを訪れた日本人の少年が、とある事件を偶然目撃したために拉致されてしまう。目覚めると、目の前にアインと名乗る一人の少女がいた。少年は彼女から殺し屋となるよう告げられる。(Wikiより引用)

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タイトルの「ファントム」はアメリカを中心に世界中の犯罪組織のネットワーク化を目論む「インフェルノ」の暗殺者のコードネーム。メインヒロインであるエレン(アイン)から主人公、吾妻玲二(ツヴァイ)へと引き継がれ、サブヒロインのキャル(ドライ)へと継承されていく。まぁ北斗神拳の伝承者みたいなもんですかね

いかに洗脳されて特殊な訓練を積んだといって、いずれも十代の少年少女が血で血を洗うマフィア連中を震え上がらせる暗殺者になったというのはまぁぶっちゃけ相当無理があるような気がします。その最たるものが主人公、吾妻玲二君の出自でありまして、大学受験合格のお祝いにアメリカはロサンゼルスを一人旅で訪れていたところ、たまたま「インフェルノ」を追う新聞記者の殺害事件(実行犯はアイン)を目撃してしまい、そのまま「インフェルノ」に拉致されてしまうという超展開。そしてまさに処刑されそうになった刹那、身を守る為にとった咄嗟の行動が「インフェルノ」の暗殺者を統括するサイズ・マスターの目に留まり、アインに次ぐ暗殺者候補として記憶を消され、過酷な訓練を受けることになるという流れ。いや、さすがにそれはないだろうとしか言いようがないのだが、潜在的な才能があったという一言で強引に押し切られては受け入れるしかないですよねw

本作の原案、メインシナリオは「魔法少女まどか☆マギカ」や「仮面ライダー鎧武」の虚淵玄氏。本作はそのデビュー作となります。ストーリーテリングについては洗練されていない荒削りな感じがしますけど、劇中でもかなりの分量を誇る銃器に関する蘊蓄や、フェラーリF40を駆る描写の異様な拘り等、マニアックなテキストはおよそギャルゲーのそれではなく、当時としてもかなり異彩を放っていたのではないかと想像します。私自身はリアルタイムで体験してこなかったので当時の空気は分からないのですけど、やはり最初から話題になっていたのではなく、ネットのコミュニティを介して徐々に口コミで広まったという感じですね。メインヒロイン、サブヒロインともにハッピーエンドの結末が少ないのも氏の作風の特徴が表れていますね

以下<追記>にBADエンド含む各エンディングの感想を書きたいと思います。例によってネタバレ必須ですので未プレイの方はご注意を


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