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影男のゲヱムと手袋

【MD】『三国志Ⅲ』


メガドライブ版『三国志Ⅲ』のシナリオ2「群雄割拠、乱世再び」君主は曹操でクリアしました。

実機ではカートリッジ版とCD版両方所有しているのですが、今回はサイバーガジェットの「レトロフリーク」を使用してカートリッジ版のプレイとなります。

光栄(現:コーエーテクモゲームズ)の「三国志」シリーズは、今から30年以上も前に当時の主流であった8ビットマイコンで発売されて以来、現在もシリーズ作品が発売され続けている定番の人気作品です。本シリーズが世間一般における「三国志」の認知拡大に果たした影響は計り知れず、ゲームのみならず様々なメディアにおいて無数のフォロワーを輩出したことは論を待たないと思います。かくいう私も高校生当時、初代「三国志」にハマりにハマったものでありまして、数年のインターバルを経てSFC版の『三国志Ⅱ』も購入から一年ぐらいはこればっかり遊んでいた記憶があります。

以降のシリーズ作品は一通り継続して購入はしているのですけど、その頃既に積ゲーがドンドコ増えていて本シリーズまで中々手が回らなかったんですね。本作も当時メガCD版で一回は通しでプレイした記憶はあるんですけど詳細は全然覚えていないというね。

前作である同Ⅱと比較して大きく変わったのは攻略すべき拠点が面ではなく都市単位になったこと。今までは国が隣接していれば直接攻め込むことができたのですが、本作において各都市は街道によって繋がっており、他国に攻めこむ場合、隣接する都市なら前作同様そのまま攻城戦になるんですけど、間に街道の要所がある場合、攻め込む先が迎撃に出てくると野戦となり、その戦争に勝利しないと都市に戦争を仕掛けることができないんですね。すごく大雑把にいうと、制空権や制海権を握るみたいな感じです。

部隊編成も出陣する各部将に兵士を割り当てて終わりではなく、歩兵・騎馬・弩兵・強弩兵の4種類の兵科に振り分けられるようになりました。但し歩兵以外は割り当てた兵士数と同じ数の軍馬・武器が必要となります。

更に今作では計略の種類が増えました。前作までは火計ぐらいしか使いどころがなかったものが、偽令(嘘の命令で部隊を混乱させる。メダパニみたいなもん)、同士(討ち)が追加され、その成功率は部将の知力に因るので、武力の高い軍師(周瑜・陸遜等)は特に戦争で重宝します。あと防御側のみですが、軍師が出陣していれば戦闘開始前に落とし穴を掘ることができるようになりました。決まれば大幅に兵士数と士気減らすことができ、爽快ですが逆に自分が食らうと大きくへこむので注意が必要です。自軍に軍師が居れば注意を促してくれますが当然場所まで教えてはくれないので、何度も繰り返してCPUのクセを把握するしか対処の方法はないですね。

あと配下の部将はその能力に応じて軍師・将軍・武官・文官の4つの身分に分かれるようになりました。使える人材とそうでない人材が露骨に区別できるようになったので、有能な軍師・将軍クラスをいかに多く抱えることができるかで攻略が随分楽になります。

その人材確保の方法は前作同様他国から引き抜くか「捜索」コマンドを使って自国に埋もれている在野部将を見つけて登用します。大きく変わったのは君主以外も実行できること。但し他国から引き抜く場合、その部将が居る都市と隣接した都市でなおかつ「密偵」でその都市の情報を閲覧できる状態にしておく必要があります。こういう仕様ですから、戦争終了後に捕縛された部将の引き抜き合戦に陥ることは少なく、戦争に勝って沢山の敵部将を確保しても直ちに他国と隣接しない場所に移してしまえばいかに忠誠度が低くても他国に引き抜かれるリスクは発生しません(但し勝手に在野に下ってしまうことはあります)。逆に言えば戦争という手段以外で大量の人材を獲得できる手段がないということなんですね。その中でも有能な人材は限られているので、シナリオや選択した君主の初期状態は結構重要になってきます。デフォルトでショボい部将しか居ない君主でスタートすると、軍を整えて外征できるまでにかかる労力が前作より厳しくなったといえます。

西暦194年からスタートする今回のシナリオでは、曹操は洛陽と弘農の2都市を最初から支配しており、人材は軍師には郭嘉・荀彧・荀攸・程昱・満寵が最初から居り、将軍では夏侯淵・夏候惇・曹仁・曹洪・李典・楽進・典韋等。更に両都市とも在野に許褚・司馬懿等が眠っており、かなり恵まれている立地といえます。

時期的には董卓が誅殺された後に献帝を擁する董卓の継承勢力である李傕が西の長安、皇帝を僭称した袁術が南に陣取り、東には呂布・袁紹が中央への足掛かりを狙っているといった情勢。後の呉・蜀を建国する孫策と劉備は中央からは遠く離れた勢力なので当面敵ではないということで、まずは西側を攻略していきます。

李傕陣営は結束が盤石ではなく、賈詡等引き抜きやすい人材を根こそぎ引き抜いて弱体化させます。袁術も同様の戦術で人材から切り崩していくのですが、ごく一部を除いて両陣営とも総じて能力が低い奴しか居ないんですよね…。武力60台で政治力も知力も低い奴は本当に使いどころがない。せいぜい密偵として他国に潜伏して情報を流すぐらいにしか役に立ちません。

基本的に戦術云々よりも戦争に勝ってから安定的に国力を回復したいタイプなんで電撃戦は採用せず、戦争は必要最小限に止め、張魯等の弱小勢力は他国同士の争いで疲弊したところへ降伏勧告を行い、徐々に勢力を拡大していきます。

10年も経過するとほぼ大勢が形成されてきます。西涼の馬騰を除き、許昌から西側を制した曹操と、初期部将の多さを活かした袁紹の後を継いだ袁譚が東のほぼ全域を支配。後の呉にあたる建業や寿春は王朗・劉繇・厳白虎らの弱小勢力が混在し、小競り合いを繰り返している為突出した勢力は居ない。孔融・公孫瓉は早々に脱落し、呂布→陳宮→張遼と代替わりした勢力も滅亡、劉繇→太史慈、厳白虎→厳興と代替わりした勢力と意外なところでは孫策の勢力も10年後には滅亡していました。劉備も周倉へと代替わりしており、三国志を形成する呉蜀の勢力が中盤で事実上滅亡した為、非常に地味な展開になってしまいました(汗)

劉璋の支配する蜀、劉表の支配する荊州をあらかた平らげる頃には天下の形勢は中央から西を支配する曹操と、中央から北と東シナ海側を支配する袁紹(→袁譚→袁尚)と、寿春から南側、激戦区における弱小勢力同士のデスレースを制したのは意外にも会稽を根拠地とする王朗。頻繁に戦争が起こっていた為に所属部将も混沌としていて、旧孫策の部将と旧劉備の部将を中心にそこそこの人材を抱えていたところに隣接する都市を制圧して即引き抜き作戦で切り崩していく。事前の計略で忠誠度を下げる試みは成功率が低いんですけど、100でない限りはそこそこ高い数値でも十分引き抜きは可能です。

そうして弱小勢力を平らげていよいよ北方勢力とのマッチレース。まぁ大勢は既に決しているんですけどね。袁紹一族は短命で、袁譚もその跡を継いだ袁尚も直接刃を交えることなく亡くなってしまい、最終的には趙雲が跡を継いでいましたw

結局大陸全土を制したのは194年から数えて20年後の214年。蜀を手に入れるまでは結構時間がかかりましたけど、蜀と荊州の人材を取り込んでからは一気呵成に拡大できました。最後に趙雲が降伏した際は合計で100万近い軍勢を周辺都市に配置しましたから、交渉もスムーズでしたねw


…というワケで途中からプレイ日記のような態になってしまいましたが、久々の『三国志Ⅲ』は無事クリアできました。やっぱり軌道に乗り出すと中毒性が高いですね。最新のシリーズ作品はプレイしていないので何とも言えないですけど、このぐらいシンプルな内容の方がとっつき易いような気がします。また忘れた頃にプレイしたいですね。




→本作をベースにした3DS版の三国志。前作は同Ⅴをベースにしていてちょっとややこしいです。ま、本編とは別物と考えておけば問題はないと思います


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【MD】『サンダーフォースⅡMD』
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Sega Megadrive

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サンダーフォースゴールドパック1サンダーフォースゴールドパック1
(1996/09/27)
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初代『サンダーフォース』との出会いは今から約30年前のこと。
私のその後のゲーム人生に多大な影響を与えた当時の友人が所有していた8ビットマイコン”FM-7”版をプレイさせてもらったのが始まりでした。

その時は受験生の身分で、フルセット10万オーバーのマイコンを買ってくれと親に頼むのは如何に厚かましい私でも無謀であることぐらいは理解しておりまして、ギリギリの交渉で第一志望校に合格したら買ってもらうという条件で決着をつけたのが中学2年の冬のこと。そこから1年足らずの期間は恐らく一生で一番勉強した時期であったと振り返ってみて思います。

卒業式を終えていつもより少し長い春休み。早速親を伴って近所の家電量販店に赴き、マイコン本体・専用モニター・データレコーダー・専用ラックのフルセットを手に入れ、件の友人から全部ゲームを借り受け、当時流行っていたダブルデッキのラジカセを使い、半日がかりですべてのゲームのダビングを終えました※①

そして待望の『サンダーフォース』をロードし待つこと10数分。無事起動した本作を初めて自宅で遊んだ瞬間のことは今でも鮮明記憶しています。

全方向スクロール※②の鮮やかな画面。個性的な敵機に多彩な攻撃を見極め、ギリギリで回避しつつ裏をとって攻撃に転じる戦略性。地上のコアを探索して破壊したらそれまでの鮮やかな風景から敵の本拠地に潜入するとモノクロームのオドロオドロしい雰囲気に一転する演出が堪らない。

登場時期の前後は定かではないですけどプレイ感覚でいうとナムコの『ボスコニアン』のそれに近いかな?

現在の『サンダーフォース』シリーズはパターン上等の横スクロールSTGのイメージが強いですけど、初代のトップビュー画面こそが『サンダーフォース』って感じなんですよね。

そこから時は流れて数年後。当時は夢にまで見たマイコンが過去の遺物と化して部屋のオブジェとなり、PCEでデビューした家庭用ゲーム機は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の発売を機にメガドライブ本体の購入にまで至り、本作『サンダーフォースⅡMD』と再会を果たします。


…と言っても実は購入自体はその続編の『サンダーフォースⅢ』の方が先だったんですよね(汗)結局クリアはできませんでしたけどステージ構成とシンクロしたBGMと演出がカッコよくて初代の存在を忘れていましたw

本作を購入してプレイしたのはその後。初代を彷彿とさせるトップビュー画面はいいんですけど、動ける範囲が限定されていて狭苦しい感じ。唐突に現れる敵と敵弾はちょっとでも気を抜くと即死レベル。サイドビュー面では『~Ⅲ』ほどではないにしろ、基本「死んで覚える」タイプのパターンSTG。

反復練習とプレイ時間がダイレクトに腕前に反映されるのはそれなりに達成感を味わえます。

ま、結局本作もクリアには至らなかったんですがね(汗)


最近SSのゲームを色々引っ張り出してきてはつまみ食いしつつじっくり取り組める作品を模索しているのですが、その中の1本で『サンダーフォースⅡMD』と『サンダーフォースⅢ』が収録された『サンダーフォース ゴールドパック1』があって、10数年ぶりに本作をプレイしました。

SS版は従来の難易度設定に加えて敵の強度や頻度を下げた”キッズモード”が搭載されていまして、そちらでプレイしたところが結構快適だったんですね。それでも難易度自体に変化はありませんから、数回のプレイでクリアできるほど甘くはないんですけど挑戦してみる価値はあるかな、と。

ついでに『~Ⅲ』もやってみたんですけどやっぱりムズいです。実機でプレイしていた時は一応最初に選択できるステージくらいはクリアできたんですが、今となってはパターンもきれいさっぱり記憶から無くなっていまして、こちらも中々手強そうです。


ここ数日急に暑くなってきて中々ゲームに集中できないんですが、まぁボチボチ進めていきます。


※①…1980年代前半の当時、コンピューターの記録媒体はカセットテープが主流でありまして、音楽用同様ラジカセでダビングすることが可能でした。

※②…全方向スクロールといいながら、私がプレイしたFM-7版は上下左右の4方向しか進めませんでした。この仕様は恐らくハード特性に因るものでしょうが、実際のところは不明です。


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【MD】『仮面ライダーZO』
CSで録画した1993年の劇場公開作品「仮面ライダーZO」を鑑賞しました。

鑑賞してからメガCDの同名の作品を思い出したので便宜上ゲームの話題にカテゴライズしていますけど、中身は主に映像作品についてが中心になると思います。まぁいちいちそんなこと気にする方はいないでしょうけど。

まったくの私見なんですが、昭和最後の仮面ライダー「仮面ライダーBLACK RX」終了後から2000年に始まった平成シリーズまでの期間は「仮面ライダー」シリーズにとって暗黒の時代であったように思います。

本作も「仮面ライダーシリーズ20周年記念作品」などと謳っている割には他の作品との抱き合わせ上映で尺も短いし、あんまりお金がかかっているようには見えないんですよねw


お金をかけたからって面白くなるワケじゃないってことは古今東西問わずいくらでも実例があるし、その逆もまたしかりなんですけど、本作に限って言えばまぁそれなり。面白くはないけど取り立てて詰まらなくもない。要するに地味な作品なんですね。

世界観は極めてシンプル。マッドサイエンティストが産み出した改造人間と人工生命体が、キチガイ博士の一人息子を媒介にして対決するだけのハナシ。

CGでない”特撮”を駆使した映像は今観るとさすがに厳しいですけど、レイ・ハリーハウゼンばりのストップモーションによる表現なんかは懐かしいというより微笑ましい感じがします。

ライダーのデザインも地味で、全体的なフォルムは「~RX」に近いかな?明らかに敵クリーチャーの方が気合いもお金もかかっている感じですが、その敵側のデザインは前年のビデオ作品「真・仮面ライダー」に酷似しています。

そういえば同じくCSで近作の「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」を鑑賞した際、ライダー側に「真~」が並んでいた画にとてつもない違和感を覚えたことを思い出したw

クリーチャーデザインを担当したのは、本作では監督も務める雨宮慶太氏。まぁアレだ、有り体に言えばデザインだけで止めときゃよかったねって感じですかね?

ただ40分っていう尺を考えるとそれも無理からぬことかもと思ったり。とにかく全編を通して駆け足というより端折り過ぎて唐突感がありまくり。記憶にある限り主人公の名前すら劇中では出てこなかったと思う。そのくせ本筋にはまったく意味のないジャパンアクションクラブの面々による演武とか、アニーもギャバンも往年の特オタには訴求できても物語の中でははっきり邪魔。キチガイ博士が狂気に至った経緯とか、人工生命体に捕らわれて正気を取り戻すに至った過程とか、そもそも主人公が何でキチガイ博士の実験台になるハメになったのかとかがそれはもうきれいサッパリ割愛されているだけに、必要以上に気になるところ。

どうでもいいですけど93年といえば宇宙刑事アニーこと森永奈緒美さんがセクシー路線に移行するかしないかの微妙な時期ですね。最近はまったくお見かけしませんがお元気でおられるのでしょうか?


ゲームについてなんですがこちらは特に語るべきこともなくて、いわゆる昔懐かしいLDゲームです。

ご存じない方もいらっしゃると思うのでかいつまんで説明すると、LDに収録された映像を背景に画面で指示された操作を制限時間内で行うというもの。近作でいえば『ゴッドオブウォー』のCSアタックなんかが一番近いイメージです。

本作の場合、映像作品である「仮面ライダーZO」の一部の場面が動画として取り込まれているということですね。ストーリーも何も映像作品をそのまんま垂れ流しているだけなんで、ゲーム化にあたってのヒネリとか工夫とかは一切ないです。その代わり原作の世界観を崩すようなアレンジ等は加えられていないのでファンなら安心してプレイできるということですね。…尤もそんな人が20年近く経過した現在どれだけ居るかは大いに疑問なんですが。

完全な覚えゲーでタイミングもシビアであり、苦労して先に進んでも映像作品以上のものは出てこないとあればモチベーションを維持するのも結構大変だと思うのですがどうでしょうか。

所詮三世代前のマシンの作品なんで動画といっても20回ぐらいダビングを繰り返したエロビデオ並みの画質なんですが、当時はこれでも結構感動したモンです。何よりCD-ROMハードとしてアドバンテージがあったPCEでは本作レベルの映像を動かすことが困難であったことは厳然とした事実ですからね。

そういう意味では早すぎたゲームといえるのでしょうが、実際家庭用機において技術が追いついたPS2の時代になっても似たようなゲーム性の作品はあんまりなかったような気がします。結局技術よりゲーム性の方が先に古くさくなったということなのでしょう。

…ということで、今あえてプレイする意味はまったくないというミもフタもない結論でもって本文を締めたいと思いますw


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→クリアしようと思ったら多分映像作品を観るより時間がかかるはず


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→素直にこっちを観たほうが早いと思う。どうしても内容を知りたければ、ですが。


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| MD | 18:53 | トラックバック:0 | コメント:0
【MD】『ウインターオリンピック』
一年を通して数えるほどしか雪が降らない地域で40年近く生きてきた身にとっては、ウインタースポーツについて余りなじみがないと言っても仕方のないことであると思われます。

現在バンクーバーで開催されている冬季オリンピックの話題でもちきり…というほど世間的にも盛り上がっていないような気がするのは、私がさしてウインタースポーツ全般に関心がないという理由だけではなさそうです。


近代の商業オリンピックが政治的な意味も持つようになってから、私はオリンピックの存在意義そのものにも疑問を抱いているのですが、とりわけ冬季オリンピックについてはその感情が強いのですね。

当たり前の話ですけど、ウインタースポーツって寒いところでしかできないじゃないですか。

陸上競技だって雪が積もってりゃできないって理屈は分かりますけど、寒い国の人が暑い国に行って陸上競技をするのと、暑い国の人が寒い国に行ってスキーをするのって、同じように見えて実はとてつもなく差があるような気がしませんか?

まぁぶっちゃけ言うと、基本的にウインタースポーツって身ひとつでできないでしょ。厳密に言えば陸上競技だって靴ひとつとっても結構なお金がかかることは承知してますけど、競技そのものは特別な道具を買い揃えないとできない、なんてことはないじゃないですか。スキーにしろスケートにしろ、シロウトの使うような安物だってそれなりの値段がすることを思えば、やりたい人が誰でもできるって性質のものではないことは明白であります。

そういう限られた人向けのスポーツについて、オリンピックという場が必要なのかってのが常にありまして、個人的にはそれぞれの専門競技ごとに世界選手権のひとつもあれば十分だと思うのですがどうでしょうか。


さて、今回ご紹介するのはメガドライブから発売された『ウインターオリンピック』であります。


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本作の発売は1994年。リレハンメルオリンピックが開催された時であります。

こういったシーズンネタを出してくるというのは、今も昔も変わらないってことですね。”オリンピック”って言葉を使うだけで恐ろしい金額をIOCに支払わなければならないとくれば、選手個人の肖像権までとても手が回らなくて、本作に限らず、オリンピックを題材にした作品で実名選手が登場するものは皆無というのも何となく理解できますね。

題材自体がマイナーな上に、その時話題になっている選手も出てこないとくれば、感情移入が困難であることは必然。
更にある程度バラエティに富んだ複数の競技を収録しなければならないので、大体ができの悪いミニゲーム集にしかならないのがこの手の作品の特徴であります。


本作には「ボブスレー」「リュージュ」「スキージャンプ」「モーグル」等10種類の競技が収録されています。
多くはないですけど、「リュージュ」等のマイナー競技がちょっと注目されかかっていたこの時期すでにフォローされているのはポイントが高いですね。

セガタップを使えば4人同時対戦が可能…ですけど4人同時にできる競技がほとんどないというのはご愛嬌w
全般に操作性が悪いので、単独はおろか対戦プレイもあまり楽しめないというのが正直なところなんですけど、唯一「スキージャンプ」はそこそこ遊べます。

ありがちな後方視点ではなく、TV中継のような斜め視点が斬新。風を読んでタイミングをはかり、姿勢を調整するという単純なゲーム性なんですが、対戦でやると意外と盛り上がるんですよね。そういえば前作(?)の『オリンピックゴールド』では飛び込みだけが異様に盛り上がったなw

それだけで一本デッチ上げられるほどではないですが、それなりにオリジナリティを感じられる題材が含まれているのはいいですね。惜しむらくはどっちもまったくローカライズされておらず、あまつさえ日本を選ぶことすらできないというのが致命的です。

本作を今あえてプレイしなければならない理由はまったくありませんので、どうしてもオリンピック気分を味わいたい!…という方は、素直にWiiでマリオとソニックが共演しているヤツか何かをプレイされるのがよろしいと思います。


ウインターオリンピック MD 【メガドライブ】ウインターオリンピック MD 【メガドライブ】
(1994/02/11)
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テーマ:懐かしのゲーム - ジャンル:ゲーム

| MD | 16:06 | トラックバック:0 | コメント:2
【MD】『ぺぺんがPengo』
最近Wiiのバーチャルコンソール(以下VC)に元気がない。

毎月末には公式サイトにて次月のラインナップが公表されるのだが、総タイトル数が激減しているうえに、ハードによっては半年近く配信されていないものもある始末。

権利関係とか、過去に発売された作品のすべてが配信可能になるとは思っていませんけど、明らかに出し惜しみしていると思われるものもあって、今後もあまり期待できないっていうのが現状なんですよね。

そんな中、PSアーカイブズにてPCエンジンの作品が配信開始されたのですが、今のところVCで配信されているタイトルばかりでしかも価格も同じとくれば、メリットはまったくないといってもいいですね。

PSPにて携帯できるというのが唯一差別化されているといえばいえますが、PSP持ってない私的には関係ありませんw

VCAもバンダイ・ナムコ以外は低調で期待はずれ。懐古趣味のロートルユーザーがどの程度いるのかは分かりませんが、VCにはまだまだ掘り下げる余地があると思うのですがどうでしょうか。

現在市場で流通している中古品なんて、いくら高値で取引されていようとメーカーにはビタ一還元されることはないんですから、出し惜しみする意味が分からないんですよね…。

ま、Wiiに関していえば、VCやパッケージタイトルよりも、Wiiウェアのタイトルが非常に充実してきて楽しみなんですよね。それにしても『FF4~』の売り方は詐欺とまではいわないですけど、はっきりボッタクリです。それともキャラクター毎に選択できるのは特定のキャラクターのファンへ配慮した結果なんでしょうか?私はやらないんでどうでもいいのですが。


さて、今回ご紹介するのは今月初めにVCで配信が開始された久々のMDタイトル『ぺぺんがPengo』であります。

本作はMD最晩年に発売された作品でありまして、同じ時期に発売された他の作品同様、出荷数が極端に少なく、現在でも異様なプレミア価格で取引されている一品であります。

ゲーム自体はセガ製の古の名作アーケードゲーム『ペンゴ』の正統なリメイク作品でありまして、オリジナルモードに対戦モード、そしてオリジナルの『ペンゴ』が収録されている、至極真っ当な内容であります。

私はMD版は持っておらず、今回初めてプレイしたのですが、見た目は可愛いし内容もよりアクションパズルの要素が強くなって普通に楽しめる佳作だと思います。ただ、改めてアホみたいな市場価格(一万円前後?)を出すほどの価値があるかといえば、明確にノーと言えますね。私ならそんなお金があったら迷わずPSP本体を買います。

それはともかく、パッケージに拘らないのなら600円はお買い得。オリジナル未経験の方も気軽に楽しんでいただけますのでおススメです。


ぺぺんがPENGO  MD 【メガドライブ】ぺぺんがPENGO MD 【メガドライブ】
(1995/12/22)
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テーマ:レトロゲーム - ジャンル:ゲーム

| MD | 16:34 | トラックバック:0 | コメント:0
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