某所からの避難場所・・・。何も考えていない迷走必至のblog

影男のゲヱムと手袋

【GB】『全日本プロレス ジェット』


本作は1993年にSFCで発売された『全日本プロレス』のGB移植版です。オリジナルの『全日本プロレス』はプロレスゲームとしてかなりユニークな作品でありまして、操作系は当時主流となりつつあった先達の『ファイヤープロレスリング』シリーズ準拠のいわゆるタイミング入力形式で特に目新しいものではないのですが、TV中継を意識した画面構成と演出にマッチメイクとブック(試合を盛り上げるシナリオ)の要素を取り入れた画期的な作品だったんですね

要は序盤から大技を連発して対戦相手を瞬殺しても試合としての評価は上がらない。自分だけではなく相手にも見せ場を作り、時には相手の攻撃を耐える演出を挟んで観客をわかせ、大技でダメージを与えて必殺技でフィニッシュを決める、興行としての試合づくりを意識しないといい評価をもらえないというシステム。従って対戦プレイをする際にはこうしたプロレスにおける”お約束”を理解している者同士だととことん楽しめるが、そうでない場合はそもそも試合として成立しないという、プロレスを理解していない人にとっては面白さのポイントがよくわからない作品であったように思います

本作もオリジナル同様全日本プロレス監修のもと登場するレスラーはすべて実名。ビジュアルもGBというハードにしてはそれなりに特徴を掴んでいるのはいいんですけど、本作はオリジナルであるSFC版の完全な劣化版でありまして、16名居たレスラーはばっさり削られて半分の8名しか登場しませんし、マッチメイクもなければ試合運びといった要素もなく、ただただ選んだレスラーを操作して相手を倒すだけという凡庸極まりないプロレスゲームに成り下がってしまったのでした

登場するレスラーはジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、三沢光晴、小橋健太、川田利明に田上明の日本人選手に、スタン・ハンセン、スティーブ・ウイリアムスの外国人レスラーを加えた計8名。いずれも当時の全日本を代表するレスラーであることは間違いないのですが、現時点でこのうちの半分が鬼籍に入っていると思うと何だか感慨深いものがありますね……

”GBにしては”という枕詞を外すことはできませんが、操作感は悪くないしキャラクターの動きもいい。ただのプロレスゲームとしてだけなら十分及第点のデキであると思います。ただオリジナルの”キモ”の部分を外して、あえて携帯機であるGBでプレイする意味はあるのかと言えば大いに首を傾げざるを得ませんね

SFCでは初代とほとんど変わり映えのしない続編が2本も発売されていることから、SFCユーザーの全日ファンにはそれなりに支持されていたことがうかがえます。当時は「ストリートファイターⅡ」ブームに端を発した対戦格闘ゲームの全盛期。殺伐としたゲームが乱立する中、似て非なるコンセプトの本作はプロレスファン限定であったとはいえ一際異彩を放っていたことは論を待ちません。GB版にはラッシャー木村も渕正信も出てこないのでやや殺伐感は増していますが、全盛期の動きを再現したジャイアント馬場御大で他のレスラーを圧倒するのも一興かと


  

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| GB | 22:22 | トラックバック:0 | コメント:0
【NDS】『ガリレオ』


NDS『ガリレオ』をクリアしました。

本作は東野圭吾原作の連作「探偵ガリレオ」シリーズをフジテレビが2007年にドラマ化したものをゲーム化した作品です。

まぁ上のパッケージを見れば一目瞭然ですが、もう10年以上も前のコンテンツなのでひょっとしたらご存じない方もいらっしゃるのかな?原作のドラマが放送されていた時期のテレビ業界はまだフジテレビがダントツの覇権を握っていた頃で”月9”ブランドもまだ健在でありました

本作はドラマの第一期放送から丁度一年後の2008年に発売されました。本作に限らず、NDSのインターフェイスはこの手のお手軽な推理アドベンチャーに適していて、ドラマ原作の作品も各社から結構出ていたように記憶します。旬のものに乗っかって普段あまりゲームに馴染みのない層を取り込もうって算段なんでしょうけど、ゲームとしての賞味期限は短く原作のコンテンツが忘れ去られる頃にはゲームなんぞ誰も覚えていないというのがお決まりのパターン。中古の価格も総じて安く、今でも探せば普通に手に入ると思います

本作に収録されたシナリオは全部で5本。ただし最終の4話と5話は前後編に分割されているので実質4本となります。1本あたりのクリアに要する時間は大体1時間前後で、TVドラマを強く意識した構成には好感が持てますが、フルプライスの作品であることを考えるとややコストパフォーマンスに劣るかな?シナリオの中身もほぼTVドラマ準拠でオリジナル要素は皆無なのでゲームならではって部分が少ないんだよね

”推理”アドベンチャーとは言うものの、実際謎を解いているのはプレイヤーの分身である内海刑事ではなく湯川学先生なんで、プレイヤーが何をしているかといえば湯川先生の指示で情報収集にあっちへ行ったりこっちへ行ったりの繰り返し。唯一プレイヤーが介入できるゲームらしい部分といえば、各シナリオに用意されているちょっとしたミニゲームを先に進むためにクリアすることぐらいです。ミニゲームのデキはまぁそれなりなんですけど、これだけの為に本作をプレイする価値があるかといえば正直厳しいと言わざるを得ませんね。前に「踊る大捜査線」のゲームの感想でも書きましたけど、本作は推理アドベンチャーではなくTVドラマ版「ガリレオ」の雰囲気を味わえる”雰囲気ゲー”というのが一番しっくりする表現かなと思います

演出面についてはパッケージにもっともらしく「声の出演:福山雅治」何て書いてありますが、当然フルボイスなワケではなく、TVドラマでも多用していた「実に面白い」とか「あり得ない?…」とか象徴的なワンフレーズのみで、それも多分オリジナル音声ではなくTVドラマ本編からキャプチャしただけの手抜きです。ビジュアルは本編に寄せているのかいないのか判別できない微妙なタッチですが、無個性であるが故に煩すぎずプレイしていて特に違和感を覚えるようなことはありませんでした

主演の福山雅治については同年代という意味でのやっかみ半分で役者としてはあまり評価はしていません。原作者である東野圭吾も本作の映像化にあたっては主人公の湯川学のイメージは佐野史郎であったと明言しているように、恐らく福山自身の独自解釈が過ぎるキャラクターに仕上がってはいますが、個人的にはそれが決定的なマイナスになっているとまでは思いません。というのも私自身がTVドラマ版視聴後に原作を読んだので、初めにキャラクターのイメージがついていなかったというだけなんですけどね。少なくとも坂本竜馬よりは断然こっちの方がいいですw ちなみに狂言回しにあたる内海刑事のキャラクターの改変(原作ではドラマでもちょっとだけ登場する草薙刑事がその任にあたっている。内海刑事はその後輩という位置づけ)も映像作品としてはこっちの方が正解だと思います

BGMはドラマ本編でおなじみのテーマミュージックのみフィーチャーされていますが、その他の音楽についてはまったく印象に残っていません。まぁ決定的に雰囲気を損なうようなものではありませんでしたので、無難だったというところでしょう

劇場版作品も含め、本作発売後にも何度か映像化されている本シリーズですが、フジテレビの凋落と共に忘れられたコンテンツと化しつつあるような気がします。まぁ福山雅治も今となってはアラフィフのジジィですし、いかな若く見えるとはいえ当時と同じテンションで演じるにはちょっと無理がある…というか50オヤジのナルシシズムは普通にキモいのであまり見たくはありませんw 原作のポテンシャルは高いのでキャストを一新して新シリーズを立ち上げても十分通用するかと思うのですが、今のフジテレビじゃ難しいだろうな…

というワケで特に本作をおススメする理由はないのですが、とにかく短時間で何かゲームを終わらせたいという方ならやってみてもいいんじゃないでしょうか


→記念すべき「ガリレオ」シリーズの原作第一作。こちらは今から読んでも面白いです

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| NDS | 06:12 | トラックバック:0 | コメント:0
【GBA】『お茶犬の夢冒険』


GBA版『お茶犬の夢冒険』を2周クリアしてエンディングを見ました

いわゆる「ゆるキャラ」とはちょっと違う、最初からグッズ展開を目的としたファンシー系のキャラクターはそれこそ無数に存在しますけど、長期間に亘って生き残るのは並大抵のことじゃない。ド定番の「ハローキティ」を擁するサンリオ勢がその他大勢をはるかに凌駕する存在感を放っているのはさすがの風格だといえるだろう

本作のようにキャラクターの出自はどうあれメディアミックスの一環としてゲーム化される例も少なくはないが、キャラクターとしての旬を過ぎてしまえばひとつのゲームとして評価されることはほとんどないのが実状だ。ましてや発売から10年以上経過し、キャラクターそのものが終わりかけているタイミングでは言わずもがなである

本作はその見かけどおり、癒し系のキャラクターをあしらった子供向けの作品であり、私のようなジジイやゴリゴリのゲーマーがプレイして充分に楽しめるのかといえば正直難しいところではありますが、いわゆるマリオ系のジャンプアクションゲームとしてゲームの根幹を為す部分は割としっかりした作りであると思います。まだゲームの意味が分からないような幼児でも何となくキャラクターを動かしているだけでも楽しめると思いますね

基本的な難易度は低く、本来のターゲット層に合わせたストレスフルな仕様で、実際行き詰るところはまったくありません。少々ゲームをかじった人間なら誰でもクリアできると断言できます。ところがスコアアタックやミニゲームを極めようとするとそれなりに歯ごたえが生じてくるのが面白い。単調なマップも探索範囲を広げれば意外なところでコレクターズアイテムが見つかったり、シビアなタイミングで敵キャラの連続消しを狙ったり、幕間に登場するミニゲームで高得点を目指したり、とかですね

ステージ中に回収できるコレクターズアイテムはキャラクターのカスタマイズに使用できるものの他、単純に集めるだけのものも結構な種類があって1周2周のプレイでは到底全部集めきることはできません。まぁコンプしようとすれば単調な作業プレイを複数強いられることになるのですがね

例によって何かの折に大量買いした中に紛れていたものを何気なくプレイしたところが意外に楽しかったので最後までプレイしてしまいましたw

正直キャラクターはどうでもいいんで、通常ならば手に取る可能性も低い作品なのですがそこそこ遊べたのは収穫でした


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| GB | 00:00 | トラックバック:0 | コメント:0
【PSV】『ドラゴンズクラウン』


PSVita版『ドラゴンズクラウン』を1周クリアしました

販売はアトラスですが、制作は『朧村正』のヴァニラウェア謹製の2D横スクロールアクションRPGです

最近になって本作のアッパーバージョンがPS4で発売されたりしましたが、基本的な中身はほとんど変わっていないようです。これは『朧村正』のVita版をプレイした際にも感じたことですが、オリジナルの発表からそれなりの時間が経っても大きく変えようのない完成されたゲームであるともいえますね

TRPGのゲームマスターを彷彿とさせるナレーションも渋いし、ダークファンタジーの世界観がこれでもかと詰め込まれた濃密なビジュアルは『朧村正』の和のテイスト同様圧巻の一言。3Dのリアリティは新しい技術や作品が出る度に進化を感じることができますが、ヴァニラウェアのそれはリアリティを超越した唯一無二のセンスであると思いますね.女性キャラがやたらムチムチしていて肉感的なのも個性的だと思います。ややデフォルメがキツい気もしますがw

ビジュアルに関しては文句のつけようもないのですけど、ゲーム性は個人的には微妙に感じる部分がちらほらと。どうしても『朧村正』との比較という体裁になってしまうのはご容赦いただきたいところです

『朧村正』はシングルプレイですが、本作はMORPGの体裁になっています。本作の発売から約5年が経過していますが、今でもオンラインでマッチングするのは単純にすごいと思いますね。オンラインでない場合、冒険の途中で拾った骸骨を寺院で復活させることにより、冒険の仲間として連れて行くことも可能です。連れて行かなくても勝手に合流してくるんだけどねw

いかなVitaの画面が大きいといっても、それなりのサイズの4人パーティに敵キャラクターが入り乱れていると何が何だか分からなくなるケースが多いんですよね。2Dベルトスクロールアクション同様、画面には奥行の概念がありますから、軸がずれていると攻撃はヒットしない。特に小型の飛行タイプの敵は攻撃が当てづらくて判定が結構シビアなんですよね

余談ですが『朧村正』は基本左スクロールで本作は右スクロールです。このあたりも和洋で差別化しているんでしょうかね?

操作系にも問題があって通常攻撃ボタンとガードのボタンが同じという意味不明な仕様で、攻撃からガードへの移行がスムーズにできないんですね(ガードはボタン長押し)。ついでにダッシュも同じボタンを使用します

テクニカルな操作を要求される場面は少ないですが、落ちている武器や骸骨を拾うボタンの反応もシビアでイライラする場合があります

いわゆる”ハック&スラッシュ”タイプでシナリオはシンプルですが、ひたすらに冒険を繰り返してレベルを上げ、強い武器や防具を収集することに楽しみを見いだせる方でないと飽きるのは早いかも、です。まぁ私のことなんですけど

冒険できるダンジョンの数はそう多くない上にミッションをクリアする為に同じところを何度もプレイしなければならないのもしんどいし、そのダンジョンの選択、シナリオが進むと何故かランダムでしか行けなくなってしまうんですよね。更に進めるとお金を支払えば思ったところへ行けるようになるのですけど、先へ進むと逆に不便になるっていう理不尽な仕様はちょっと勘弁して欲しいです

9つのタリスマンを集めて大ボスのドラゴンを倒せばシナリオはクリアでエンディングが流れるのですけど、その後に実はもっと強力なドラゴンも甦りつつあるとか何とか言って、同じこと(9つのタリスマン集め→ボスドラゴン討伐)をあと2回繰り返さないといけないと分かって萎えましたが、とにかくギルドミッションだけでもクリアしておこうと継続プレイしてみると何か難易度がメッチャ上がってるし、表ルートのボスにすら中々勝てなくてコンティニューで使った金額が手持ちの上限に達し、ゲームオーバーになった時点で完全にギブアップ。難易度を下げてちまちまレベルアップをするのもしんどいので、本作のプレイはこれにて終了することにしました

回復および補助系の消費アイテム以外は基本冒険の最中に手に入れたものを持ち帰って鑑定にかけることによって装備できるようになるのですが、夥しいほど種類があってレベル毎に細かくステータスが異なるのは、実際のところ手に入る量が多すぎてひとつひとつのアイテムにあまりありがたみがなく、結局のところレベルが上がればそれに比例したアイテムが手に入るのでついつい入れ替えが疎かになるんですよね……装備によってキャラクターの見た目も変わるのですが基本的なパターンは限られているのでイマイチ実感がないというか、頑張って収集しようという気に中々なれないんだよな

使用できるキャラの種類によって戦い方も大分変ってくるので、複数のキャラクターを並行してプレイするのが正しい遊び方なんでしょうけどステージやシナリオが変わるワケではないので結局は作業プレイになってしまうのですね

ミッションによりステージ内で特殊な操作を行わなければならない場面も複数あり、乱戦の最中のそれらの動作に対する操作性があまり良くないというのもマイナスポイント。あとステージに点在する魔法文字(ルーン)を組み合わせて特殊な効果を発動することができるようになるのですが、いちいち手入力しなければいけないのも面倒くさい。特にマルチプレイで他のプレイヤーに先行されると悠長に入力してると気付いたらあらぬ場所に引きずられてルーンを見失うとか、オンラインならではの弊害もあります

オンラインプレイは楽しいけどコミュニケーションを取る手段が少ないので意思疎通がとれないんですよね。この程度なら普通にCPUに代行させても感覚はあまり変わらないような気もします

基本操作はそれほど難しくないしゲーム性は単純で初見の敷居は低いです。繰り返しになりますけど本作は現代における2D表現の極致と言っても差し支えないので、好き嫌いは別にしても一度は動いているビジュアルを確認してほしいと思いますね




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| PSV | 23:23 | トラックバック:0 | コメント:0
【NDS】『ルミナスアーク2ウィル』


NDS『ルミナスアーク2ウィル』を1周クリアしました

前作もプレイ済みなんですけど、こちらでブログを始める前、すなわち今は亡きGlep時代に遊んで以来ですので約10年ぶりにシリーズを触った格好です。内容といって前作の記憶はほぼないんですけど、ストーリー的な繋がりはなく世界観のみ共有するということらしいので特に問題はないようです

ジャンルはギャルゲー寄りのファンタジー系シミュレーションRPGで、シナリオは全30章。インターミッションの間に戦闘パートが入るオーソドックスな形式ですね。特定の敵を倒すか全滅させることでステージクリアとなります

―魔女戦争 禁じられた戦いが始まる―

魔法という力が人々の生活と文明を支え繁栄する時代、女王による騎士団と、レヴ魔法協会により平和は保たれていた。しかし「魔力の衝突を禁ず」永きにわたり守られてきた規制が破られ、魔女同士の衝突による戦争が始まろうとしていた。魔法をより安全に、個人や固有の国家の所有物とすることなく管理してきた魔女機構「レヴ魔法協会」。その中から一人の反逆者、「氷影の魔女」ファティマを生むこととなったからである。魔女同士それぞれの思惑のもとレヴ魔法協会は崩壊しかかっていた。 一方魔法統治国家「カルナヴァ王国」は女王によって代々続いてきた。世界各地の人間が集まる、レヴ魔法協会を領内に抱き、学園国家として有名な国であった。しかしこの国にも魔女同士の衝突による影響が現れ出すこととなる。本来、魔法言語を発せないビーストが反逆者たる氷影の魔女とともに世界に挑み始めたのだ。ビーストによる被害が深刻化する中、カルナヴァ王国は魔法を簡単に使用する研究を密かに進めることとなる。そうして完成したのが、優れた素質を持つ者しか扱えない「ツール」であった。 ツールが完成し、見習い騎士ロランが幼馴染みの兄を迎えにラピス研究所へ向かったとき全てが動き出す。<Wikiより転載>

主人公は見習い騎士のロラン君。魔女同士の内輪もめに巻き込まれる形で戦いに身を投じますが、運命なのか偶然か、魔法に対抗し得る新しい技術である”ツール”を手に入れてからは短期間でルーンナイト→マスターへと華麗に出世し、魅力的な魔女たちのみならずかつての敵をも籠絡して酒池肉林のハーレムを形成する。そんな感じの物語ですw

序盤は魔法協会を裏切って世界を擾乱する”氷影の魔女”ことファティマとその使い魔ジョジィとの戦いが中心。やがてかつての魔女たちが封印したマスター・マティアスが復活し、世界を崩壊させるという”死者の門”を開こうとしたところが、ハウルビーストの王を名乗るバルバの登場により状況が一変。乱心かと思われていたマティアスが実はバルバの出現を予見しており、一連の行動はすべてこの世界を守る為であったということが明らかになる……

ストーリーテリングに特に目新しい部分はないですけど、キャラクターの魅力でそれなりには完成されていますね。戦闘パートで使用できるキャラクター以外にも相関関係含めて複数の登場人物が絡み、一応飽きさせない工夫はされていると思います。インターミッションはやや冗長ですがスキップもできますので個人的には許容範囲。フルボイスではないけどそこそこ喋ります。特別なイベントでは一枚画も用意されていますが、基本は会話しているキャラクターの立ち画に表情を変化させている形式です。画面の左と右で会話しているキャラクター同士向き合う形ですが、気になるのは同じキャラクターで立ち位置が変わった場合、単純に反転しているだけの手抜きなんですよねw 特に何度も出てくる主人公の初期コスチュームデザインが左右非対称なだけにどっちが正しいのか暫く悩みました

戦闘パートの難易度は低めです。いくつか理由はありますが、戦術的にゴリ押しが可能なシステムであるということが最大の要因だと思います。具体的に事例を上げると、①自陣キャラ排除によるペナルティがない(復活の魔法またはアイテムがあれば何度でも復帰可能) ②必殺技であるFD(フラッシュドライブ)の威力が強い ③ギルドミッションで随時レベルアップ可能 ……といったところでしょうか

マップデザインは割とコンパクトで大きさは共通。高低差等ありますが戦術的にあまり意味はないというか、大きく戦局を左右する要素ではないのでさほど気にする必要はありません。シナリオの中盤から終盤にかけて自陣に加わるキャラクターの数が大幅に増えるのはいいのですが、戦闘に参加できる上限は6人までとなっており、またシナリオの進行上強制出撃がかかるキャラクターも居る為自陣のキャラクターをまんべんなく育成するのが困難だという問題があります。せっかく仲間になっても活躍できる機会が少ないのは悲しいよね。キャラクターの使用頻度はエンディングにおけるイベント発生の要件でもありますので、特定のキャラクターで発生させようとすれば、ある程度計画的にプレイする必要があるということですね。ちなみに私のレギュラーキャラクターは、ロラン、アルティ、ファティマ、リーナ、フィルがほぼ固定。あとは状況に応じてラッシュ(終盤リヒテル)、サティ、アヤノ、カレンを選抜したりしなかったりという感じですね

1周クリアの所要時間は40時間弱といったところ。戦闘パートにターン制限等はありませんが、意図しない限りクリアまでにそう時間はかからないと思います。一部連戦があったりしますが、戦闘パートよりもインターミッションの方がはるかに時間がかかりますね。インターミッション後のアフターブレイクにて個別にキャラクターの新密度を上げ、ラストバトル直前に新密度が高い順から3人選択すると、それぞれイベント画が開放される仕組みです。イベントがないキャラクターも居ますが、すべて効率よくプレイしても最低3周しないと全部開放することはできません。さすがにそこまで付き合っていられないので本作のプレイは一旦ここで終了します

本シリーズはNDSで3作まで出ており、評価が高いのは3らしいのですが個人的には十分楽しめました。中古市場も潤沢で、ゲーム専門でないブックオフ等でも探せば割と容易に見つかると思います。店によって多少価格にバラつきがあるかもしれませんが、高くても500円程度だと思います

Vitaでも続編が出ていて、それも所有していますが新品でも相当値下がりしているのはまぁそういうことなんでしょう。NDSの製作元は現在解散しており、別会社が権利だけ買い取って発売したらしいのでNDS3部作とは全く別物という認識でいいと思いますね

お気に入りのキャラは手ブラにしか見えないコスチュームデザインがエロ過ぎるファティマ様ですw



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