某所からの避難場所・・・。何も考えていない迷走必至のblog

影男のゲヱムと手袋

【PSV】『朧村正』


PSV版『朧村正』デフォルトのシナリオ2本「朧剣百鬼夜行」(百姫編)「妖刀村正忍法帖」(鬼助編)を難易度「無双」でクリアしました。現在はそれぞれ真のエンディングに向けクリア後の回収を行っています。

各シナリオの1周クリアに要したプレイ時間はそれぞれ10時間前後。1シナリオ全8章の構成となっています。

オリジナルは2009年にWiiで発売されました。2013年に本作が発売されるまで他機種への移植はなく、ク〇ゲー率が異様に高いWiiのサードパーティオリジナルタイトルの中で、数少ない良心としてWiiユーザーの心のよりどころになっていたとかいないとか。

それはともかく、4年の歳月を経てPSVitaへとお色直しをして再登場した本作ですが、ゲーム部分に追加要素はほとんどなく、グラフィックをHD化しただけなのにまったく古びてないどころか更に4年後の現在プレイしても全然色あせてない。2Dグラフィックで描かれた精緻な背景に表情も含めた細かいキャラの動きは芸術の域といっても過言ではなく、簡単な操作で多彩なアクションが楽しめる(無双モード)敷居の低さも良い。あまねくゲーム好きに対し、未経験なら取りあえずこれをやっておけと無条件でおススメできる良作です。毎度のことですが、オリジナルのWii版はリアルタイムで購入していたにも関わらず未プレイで積んでしまっていたのが心の底から悔やまれます。何てこったい

ジャンルはアクションRPG。古くはFCのくにお君シリーズ『ダウンタウン熱血物語』私がプレイした近作では『閃乱カグラ』なんかも同じ系譜の作品ですね。あと見かけは異なりますが、コーエーテクモの所謂「無双系」に属する作品群もその範疇に含まれるといっていいと思います。トリッキーな仕掛けをクリアするタイプのアクションゲームとは異なり、アクションは簡素化して成長要素を取り入れ、取りあえずキャラを強化すればアクションが苦手な方でも何とかなるというモチベーションを生み出し、そうでない方は高難易度の「修羅」モードに挑戦すればよしという汎用性がこのジャンルの特徴ですね。

本作の舞台は江戸時代中期、御代は犬公方こと5代将軍徳川綱吉の頃。世界観は山田風太郎の忍法帖シリーズや、白土三平のカムイ伝あたりのイメージに近しい感じ。本作にデフォルトで収録されている2つのシナリオは、同じ場所でのできごとではありますが直接の関わりはありません。サブキャラクターは共有していますけど、シナリオの核となるキャラクターは登場しても顔見せ程度で密接に関わることはありません。百姫、鬼助の主人公ふたりも同様ですが、両シナリオ共に度々温泉で鉢合わすイベントがあります。

シナリオの展開についてはまだ真のエンディングも見てないので詳しく書くのは避けますが、古語を取り入れたテキストによる言い回しが実力派の声優による演技とマッチして、一種独特の雰囲気を醸しています。素晴らしいのは幕間のムービーやキャラクターのカットイン演出で誤魔化すのではなく、プレイヤーキャラはそのままに、すべて会話のテキストと音声だけで成立させているところ。この作品ではさらっとやっちゃってるんで意識してないとそのままスルーしてしまいそうですが、普通のコマンドRPGでも何でも近作でこれが成立している作品ってちょっと思いつかない。ドラクエですら近作ではムービーが挿入されたりしますもんね。

装備は3本の刀とステータス補助のアイテムが1点のみ。戦闘やステージ内に漂っているものを回収して得られる”魂”と、食事で得られる生命力を消費し、亡霊となってもなお刀を打続ける刀匠村正に依頼して新しい刀を手に入れて強化していくわけだ。この”刀”が重要なポイントで、各地に張り巡らされている結界を破る為には結界の力に応じた刀が必要になってくる。その刀も勿論強いものをいきなり作れるワケではなく、フローチャートのようになっており、要となる刀は各章のボス戦をクリアしなければ手に入らないのだ。また、2つのシナリオを通常クリアすればそれまで各シナリオごとにしか作れなかった刀が共有できるようになる。真のエンディングへの要件は、特定の刀を2本装備することで判定されます。

この手の作品に共通する難点といえば、シナリオをクリアしてしまえば以後はどうしても作業的なプレイを強いられること、ぐらいでしょうか。同じステージを回るといっても今のところ飽きもなく、刀収集と魔窟潰しに励んでおりますよ。

据え置き機でプレイしている作品が昨年の11月から遅々として進まないのに対し、携帯機でプレイしているゲームは順調にクリアしていってます。まぁ前者は家族が寝静まった真夜中からしかプレイできないので主に環境の問題なんですがね。

本作にはDLコンテンツが4種類あり、それぞれ主人公のキャラクターも一新された追加シナリオを楽しむことができます。お値段は1本500円。仮にデフォルトのシナリオと同じボリュームがあればそれなりにお買い得かと思うのですが、真のエンディングに到達後、そこまでやる気になるかどうかは不明です。でもまぁ基本有料DLコンテンツによる追加要素というものは個人的に支持してないのですがね。今のところ本作には満足しているので1本くらいだったら試に挑戦してもいいかな。


最後に繰り返しますけど、本作はすべてのゲーム好きに無条件で勧められる良作です。廉価版も出てますので未経験の方は是非。



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| PSV | 17:17 | トラックバック:0 | コメント:0
【PSV】『初音ミク Project DIVA X』


PSVita版『初音ミク Project DIVA X』取りあえず全曲クリアしてエンディングまでプレイしました。

「初音ミク」シリーズはこれまでPSPで3本、3DSで3本、そしてPSVとPS3で同タイトルが各2本づつリリースされ、私はそのいずれも所有しています。その内PSP版全部、3DS『~Mirai2』、PS3版『~F』は一応エンディングまでプレイ済みです。

『~F』のPS3版において初の据え置き機でのプレイに大いに期待していたものですが、思ってたのと違うというか大きい画面がかえってアダになって全体を把握しづらかったんですよね。その後同タイトルのPSV版も買い直して再プレイしてみたんですけど、今度はタッチパネルで直接画面をなぞるアクションに戸惑い、続編の『~F2』に至ってはPSV版をちょこっと触っただけでほとんど放置してしまいました(汗)

3DSの『~Mirai2』で持ち直したんですけど、その続編(?)である『~でらっくす』の中身が前作とほとんど同じで脱力して現在に至るということで、本作の購入については直前まで考えてなかったんですけど、小売店でのPVを見てPS3版も出ないんで一応買っとくかという軽い動機でありました。まぁ正直シリーズに対して少々飽きが出てきたのは否定できません。加えて動体視力と反応速度の低下は如何ともし難く、大げさですけど同シリーズからの”引退”も視野に入れていただけに、最新作である本作を曲がりなりにも最後までプレイできたことに私自身が一番驚いています。

これまでのシリーズと違う本作最大のポイントは、単なる着せ替えに過ぎなかった”モジュール”をミッション攻略の為のアイテム(必須ではない)に昇華したことと、通常プレイにストーリー性を持たせて先へ進む為の”ミッション”と位置づけたことにあります。楽曲をクリアしていくことにより新たな曲を解放しつつ、より高難易度に挑戦するってのがこれまでのシリーズのプレイスタイルでした。様々な条件をクリアすることによって追加されるモジュールやアイテムはあくまでプレイヤーのコレクター魂を煽る一要素に過ぎず、そういうことに興味が薄いむきには訴求ポイントにはならなかったんですね。まぁアプローチの手法を変えただけで実質やっていることは同じといえば同じなんですけど、ストイックに自分で目標設定するのが苦手なむきには高難易度のミッションに挑戦するモチベーションにはなるんじゃないかと思います。

あとシリーズ初の試みとして「メドレー楽曲」の追加があります。これはまぁ文字通りの内容ですね。曲の変調に伴ってリズムも大きく変わるので、総じて難易度は高いように思います。更に本作に収録されている3曲を組み合わせてステージや歌い手も選択できる「ライブクエスト」というモードもあります。これはクエスト扱いなんで条件的にまったくのフリーというワケではないんだけど、目先を変えると言う点では大いに有効だと思います。

先に書いたように、エリアクエストと呼ばれる通常モードは一応クリアしてエンディングまで到達しました。ただ実質のメインモードであるライブクエストは消化率とかは分からないけどまだまだだと思います。しかし私の実力では難易度ハードをヘロヘロになりながらクリアするのが精一杯で、その上のエクストリームに至ってはアラヤシキシステムでもインプラントしない限り私にはムリ。件のライブクエストでは楽曲も難易度も固定のものがあって、それに関してはモジュールやアクセサリで最大限下駄を履かせてもムリなものはムリです。

…ということで本作については一旦終了として気が向いたらちょこちょこモジュール集めでもしようかなと思う次第。PSV本体を購入してもう2年になるけど、まともにエンディングまでプレイしたのは本作が初めてだったりします(汗)


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