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すっかりご無沙汰 | main | 【NDS】『北斗の拳~北斗神拳伝承者の道~』
【DVD】「つみきのいえ」
先月発表された第81回アカデミー賞において、短編アニメーション部門の大賞を受賞した「つみきのいえ」を鑑賞しました。

同賞が発表されてからほどなくしてAmazonに注文したのですが、アカデミー賞効果で入荷が遅れ、ようやっと届いたのは先週のこと。

本編は12分なので、本来のナレーションなしのバージョンと、長澤まさみのナレーション入りと両方続けて鑑賞しました。

個人的に長澤まさみのファンなのですが、この作品に関してはナレーションは必要ないかな、と。
いや、長澤まさみがどうこうじゃなくて、この短い尺の中に込められたメッセージは、画面だけで充分伝わると思うのですね。ともすればナレーション部分が煩く感じてしまう方もおられるかも知れません。

水没し、今もなお水かさが増え続ける見捨てられた町に、たったひとり、積み木のごとく上へ上へと家を積み上げて暮らす孤独な老人。やがて今住んでいるところの床上にまで浸水が始まり、何度目かの建て増しを余儀なくされます。

新しい家が完成し、引越しの作業の最中、お気に入りのパイプを下の家に落としてしまった老人は、パイプを拾うために潜水服を購入し、かつて住んでいた家に潜っていきます。

今はいくつかの家具と魚しかいない部屋。更に下へと潜りながら、自らの人生の記憶を反芻する老人…。

家は老人の人生そのものであり、水没した思い出の上で今日も変わらぬ日常を淡々と繰り返すという描写は、悲観的な死のイメージを感じさせず、ただそこにあるものについての存在感のみがあります。

鉛筆画のような独特のタッチは、アニメーションもいいですけどむしろ絵本っぽいなと思っていたら、既に絵本化されていましたw

私は元々製作者のメッセージ性の強い映像作品は好みではないのですけど、本作に関していえばその表現が余りにもシンプルなものですから、こちらの方が勝手に色んなことに思いを馳せてしまって妙に感情移入できたものであります。

本作は子供と鑑賞したのですけど、子供的には老人の境遇が気になる様子で、既に何度となく鑑賞をしておりますw

進む環境破壊への警鐘、みたいな解説を以前どこかで目にした記憶があるのですが、私個人はそういった部分はあまり強く感じませんでした。

この短い作品の中から何を感じるかは、その人の年齢や人生によって大きく変わるような気がします。

尺に対してはお値段が少々高目ですが、機会があれば鑑賞してみて損はないと思いますね。


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テーマ:第81回アカデミー賞 - ジャンル:映画

| DVDレビュゥ | 10:58 | トラックバック:0 | コメント:0
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