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『バッド・チューニング』(飯野文彦)
最初に結論。本書はとんでもない”悪書”であります。


表現の自由という錦の御旗は往々にして三流マスコミの詭弁に使用されるくらいしか能のないものですが、この本に関しては適用外にしても何ら問題がないよいうに思われます・・・というかするべき。

まったく感情移入できない倫理観の欠片もない主人公。何処から拾い読みしても必ずスカトロ、エログロ、暴力描写に、センスの悪い冗談が掃溜めの澱のように沈殿し、腐臭を放つ文章に行き着くというデストラップ。

自分の子供には絶対に読ませたくない。・・・というか、周囲の人間にこんな本を読んだということすら知られたくないレベル。過去、奇書怪書の類は少なからず読んできた私ですが、とりわけ本書はその最上位に位置します。こんなモノが自主流通でなく、正規の大手出版社から発行されたものだとは俄かに信じられません。

しかし、筆力はともかく、その凄まじいイマジネーションに圧倒されてしまったこともまた事実でありまして、物語的な技巧は感じられないものの、著者の悪意ある思惑にはまんまとしてやられたというのが正直な感想です。

書かれている内容はムチャクチャですが、文体のテンポは非常に良く、怖いもの見たさの心理も働いてあっという間に読了できました。

・・・とはいえ、他人様におススメできる要素は皆無でありまして、逆におススメしたいと思うような人が存在したとしたらそれはそれでイヤというか、少なくとも親しく付き合いたいと思えるような人物でないことは確かですね。

無作為に抽出した人1000人に読ませて990人以上が不快以外の感想を持ち得ない内容です。尤も、この数字に根拠などないのですがw

変なもの好きの悪趣味を自認している方なら後学の為に読んでおいてもいいかも知れません。


著者の飯野文彦(賢治じゃないよw)氏は、毎月購読しているSFマガジンに掲載された短編小説でその名を知ったのですが、wikiによればゲーム関連のノベライズで多数作品を発表されていますね。

同じような作品を読みたいとは思いませんけど、名前ぐらいは要チェックしてもいいような気がします。



バッド・チューニングバッド・チューニング
(2007/08/25)
飯野 文彦

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テーマ:感想 - ジャンル:小説・文学

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