某所からの避難場所・・・。何も考えていない迷走必至のblog

影男のゲヱムと手袋

【その他】『THEXDER』 | main | セガの新ハード
【PS3】『ファイナルファンタジーⅩⅢ』
昨日クリアしました。

発売から2ヵ月足らず、実質今年に入ってからのプレイでしたので正味1ヵ月強、トータルのプレイ時間は60時間足らずといったところ。

一周するだけでも100時間ぐらいかかった前作と比べると若干ボリュームが減ったと言えなくもないですが、いわゆるゲーム部分の作業的なところを除けば、密度としては同等であるように思います。ま、何の根拠もない私の感覚なんですが。

公式発表によれば初回の出荷本数が180万本とのことで、2月現在、累計でいけば少なく見積もっても200万本は突破している話題作でありますので、より多くの方の批評の眼があるのは当然としても、ネット等で色んな方の感想を紐解いてみると、やはりというか否定的な意見が目立ちます。

これは毎回感じている違和感なんですが、批判の中心となっているのは相変わらずストーリーに関する部分なんですよね。「ご都合主義」といってしまえばその一言で十分足りるし、その指摘にはまったく同感なんですけど、ゲームの性質上エンディングに至るまで何10時間もかかるRPGというジャンルにおいて、それって本当に大事な部分なのかなぁといつも思うのですね。

ドラクエでも初期のFFでも何でもいいんですけど、過去から現在に至るまでに発売されたすべてのRPGにおいて、真に優れたストーリーを提示した作品ってどのぐらいあるでしょうか?少なくとも私がこれまでプレイしてきた作品には該当しないと思います。


RPGというジャンルを字義通り解釈すれば「プレイヤー自身がゲーム世界において役割を演じること」であります。
その本来の定義を捻じ曲げたのがまさしくFFシリーズであると言っても過言ではないのですがそれはまた別の話。

あくまで私の前提に基づいて、の話なのですが、RPGの定義において必ずしも重要でないストーリーについて、陳腐だろうがご都合主義だろうがどうでもいい話でありまして、それ以外の部分の感想なんかをまとめてみたいなと思います。


今作が目指したものは「最新のハードによる現時点での最高水準のCGムービーを見せること」に尽きると思うのですね。そしてそれ以外の部分については極力シンプルなシステムを採用し、11章におけるミッションでゲーム的なボリュームのバランスをとったもの、というのが私の全体の印象でございます。

シンプルなシステムとは、主にパラメータの簡略化と、街機能の廃止の2点が上げられます。

前者については細々とあって「MPがない」「防具がない」「実用アイテムは必要最小限」等がありますが、一番大きいのはやはり「MPがない」という点ではないでしょうか。

ボス戦・ザコ戦問わず、HPも一回の戦闘が終了すれば全回復し、たとえ戦闘で負けてもその場でリスタートできるというのは非常に便利な反面、一回の戦闘に緊張感がなくなるといった弊害も生み出します。

結果、いい加減にボタン連打だけではザコ戦すら勝てないというバランスにせざるを得ないというのは、戦闘を単なる作業としか認識していないプレイヤーにとっては面倒に感じるのではないでしょうか。この戦闘を楽しめるか否かが本作の評価の大部分を占める重要な点であると私は思います。ちなみに私は非常に気に入ってます。

そこら中に設置してあるセーブポイントの存在およびセーブポイントで全ての買いものが可能という仕様は、さすがに簡略化し過ぎじゃないのと思いつつ、よく考えたら特定のアイテムを求めて街から街へ彷徨う行為は実は結構なストレスであったことに気付きました。ま、そもそもお金を手に入れる手段は限られているし、それ以前に購入するモノなんてほとんどないのでどっちでもいいといえば言えるのですがw


上記のことを踏まえると、RPGにおけるお約束、いわゆるゲーム的な部分でムダに時間を浪費するポイントをことごとく解消したといえると思うのですね。逆に本作をプレイ後、そういった要素を踏襲した別の作品をプレイしたら、非常な面倒に感じるような気がしてなりません。

それもこれも、主たる目的である「最新のハードによる現時点での最高水準のCGムービーを見せること」を実践する為と理解すれば、ゲームの方法論としては正しいという結論になると思うのですがどうでしょうか。

特に11章までは、戦闘の合間にムービーが挿入されるというよりも、ムービーの合間に戦闘があると形容する方がしっくりくるというのがその証左であるといえます。


ストーリーについては先ほど申し上げたように「ご都合主義」の一言に尽き、別段何の感想もないです。それよりも世界観が前作同様「スターウォーズ」その他の影響下からまったく脱することができていないことの方が問題だと思うのですね。いくらクオリティの高いCGを見せるにしても、世界観が「明らかにどっかで見たことがある」ものだと台無しだと思います。

主人公である6人は、最初それぞれの視点で行動し、時に合流し時に離別を繰り返して終盤でようやく全員が行動を共にします。その間、様々な場所へと行くことになるのですが、11章のアルカキルティ大平原以外は、範囲が限定された通路に過ぎないという点も不満といえば不満です。しかしこれはシナリオの進行上、やむを得ない部分であるともいえますね。まぁそういう点もひっくるめての「ご都合主義」であるのですがw

確実にいえるのは、ゲーム全体を構成するバランスがとっても悪いということでありまして、成長システムにしても何にしても、もう少しカスタマイズできる部分があれば格段に印象が変わるのではないかという気がします。

シナリオの進行状況によって成長システムが制限されるというのは、ムービーが主と思えば納得できるのですけど、ゲームとしては明らかにマイナスです。もちろんCPは繰り越すことが可能なので一概には言えませんが、基本誰がやっても同じ結果にしかならないというのは、RPGとしては大いに疑問が残るところではあります。尤もその点について、FFシリーズに関しては本作に限った話ではないのですがね。


FFシリーズは初動のみっていうのは定説でありまして、現在の中古相場も¥3980程度に落ち着いてますので、PS3本体をお持ちであればやるべき、とまでは言わないですけど、この値段であればやる価値はあると思いますね。


ファイナルファンタジーXIIIファイナルファンタジーXIII
(2009/12/17)
PLAYSTATION 3

商品詳細を見る



スポンサーサイト

テーマ:FF13 ファイナルファンタジー13 について - ジャンル:ゲーム

| PS3 | 19:07 | トラックバック:0 | コメント:2
コメント
遅くなりましたがクリアおめでとうございます!
私はやっと10章に入ったところです。


私も最近はRPGにストーリーを求めなくなりましたがただ基本何十時間も費やすジャンルですから
長くプレイするためにもストーリーの質が求められるのかなと思います。
一本道すぎるという意見もわかりますがRPGの物語なんて
昔から一本道ですしね。

私は7以降のキャラ育成システムがFFらしいかなーと思ってます。
(初めてやったFF作品が6というのもありますが)
シリーズ作品なのに一から作り直すその姿勢はもっと評価してもいいんじゃないかと思うのですが。
ちなみに今回の戦闘システムは私も好きです。
2010.02.11 Thu 10:26 | URL | ヤサカ  [ 編集 ]
ヤサカさん
私は逆にマルチエンディングとかの方が面倒な気がしますw

対極にあるのが『ロマサガ』シリーズだと思うのですけど、完成度という点ではやはり『FF』シリーズの方に一日の長があると思いますね。

ま、ぶっちゃけ200万人のニーズに応えるなんてどだい無理な話ですし、メーカー側も批判上等というか、批判の為に批判しているようなユーザーの意向なんてガン無視しているので別にいいんですけどねw

ある意味『ドラクエ』のような超保守的な作品の方が作るのは難しいような気もします。
2010.02.12 Fri 00:42 | URL | 影男  [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック URL
http://kageotk.blog77.fc2.com/tb.php/322-9a682b15
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
| ホーム |

プロフィール

kageoTK

Author:kageoTK
ゲームをしないゲーマーです

ついったー

Glep Web Ring

Glep Web Ring
  

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
箱○

FC2カウンター

最近のお気に入り
ゲーム以外
検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード

QRコード