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【PS2】『かまいたちの夜2~監獄島のわらべ唄~』
PS2『かまいたちの夜2~監獄島のわらべ唄~』金の栞出現まで到達しました。

金の栞出現後のバグ(?)画面のすべてのメッセージも確認しましたので、一応本作についてはクリアしたと解釈してもよさそうです。


本作は1994年にSFCで発売後、98年に移植されたPS版の正統な続編であります。

前作の登場人物達が実在しており、彼らが偶然一緒に泊まることとなったペンション「シュプール」での一夜が「かまいたちの夜」という名前でゲーム化されているというのが基本設定。本筋である”わらべ唄篇”ではその原作者である”我孫子武丸”なる人物からゲーム出演のお礼として、無人島に購入したという別荘へ招待されるところから本編が始まります。

本作は標題の”わらべ唄篇”をはじめとした13のシナリオと92の結末が用意されています。最初からすべてのエンディングに到達できるわけではなくて、繰り返しプレイすることによって徐々に選択肢が増えていくというのは他のサウンドノベル作品と同じ。フローチャート機能は前作のPS版からすでに搭載されており、システム的には本作が登場した時点ですでに完成されているといって過言ではないでしょう。また、ビジュアル面では実写映像とCGを併用または融合し、演出面が大幅に向上しています。シルエットのみで表示される登場人物たちも3Dモデリングで滑らかに動く…のは主に前半部分。中盤以降静止状態が多いのには何となく大人の事情を感じたり感じなかったりw


各シナリオの感想を極力ネタばれしない方向で書きたいと思っておりますが、保証は致しかねますので未プレイの方は以下自己責任でお願いします。




「わらべ唄篇」

→サブタイトルにもなっている本作のメインシナリオ。…なんですが、正直内容はいまひとつ。”わらべ唄”になぞらえた連続殺人事件という昭和の香り漂う探偵小説を彷彿とさせる設定はまんま横溝正史の世界でオリジナリティは皆無だし、重要なガジェットである”わらべ唄”の歌詞がどうもダサいというか、いまいちヒネリが足りないので興醒めしてしまうのが最大かつ致命的な難点。犯行に至る動機付けもすっきり納得がいかないんですよね…。ま、感覚的なものだと思うのですが、オチが山村美紗みたいといえば分かる人は分かるでしょうか。

「底蟲村篇」

→B級映画テイスト満載の伝奇ホラーといった趣の本編はゾンビあり、クライマックスに巨大昆虫同士のバトルありと非常にエンタテイメント性に富んでいるのが特徴。ビジュアルもさることながらテキストのグロさについて耐性のない方は注意が必要です。

「サイキック篇」

→唯一視点がヒロインに変る本編への繋げ方は見事の一言。敵味方が目まぐるしく入れ替わり、終盤の激しい超能力バトルは圧巻です。ラノベっぽい展開とテンポで読みやすいですが、こちらもややグロ成分は高め。主人公(透)の得体がしれなくなっていく過程は面白いね。

「陰陽篇」

→用語の説明がウザいw 興味がある人にとっては基本的な知識なのかもしれませんが、そうでない人にはちょっとキツいかな?ただのホラーなんで理屈もへったくれもないと言ってしまえばそれまでだけど、ご都合主義全開の展開は、シナリオの完成度としてはやや物足りない印象です。



ここまでのシナリオを「完」エンディングでクリアすると、紺の栞が追加されます。以下追加されたシナリオの感想です。


「ぼくの青春篇」

→バッドエンディングなしの一発ネタ。ジジィ自重しろw

「ぼくの恋愛篇」

→こちらも一発ネタですが、「~青春篇」ほど笑えないし実際面白くもない。っつーか某太郎って誰よw

「官能篇」

→みどりさんの腰の動きが堪りませんw「それ何てエロゲ?」的なシチュエーションは面白いけどシナリオとして成立しているかどうかはまた別の問題。でもまぁここまでやったら何でもいいや。

「わらび唄篇」

→何か本編のシナリオをすべておちょくっているような文体が、その他のシナリオとややテイストが異なるような気がします。矢継ぎ早に速射されるギャグの嵐の大部分が滑っているのはご愛嬌。悪ふざけもほどほどに。



ここまでのシナリオを「完」エンディングでクリアすると、ピンクの栞が追加されます。以下追加されたシナリオの感想です。


「妄想篇」

→ディックの「スキャナーダークリー」やバロウズの「裸のランチ」を彷彿とさせる意味不明のドラッグ文学的テキストは、ビジュアルの演出効果と相まってプレイヤーを不条理な世界に引き込みます。ひょっとしたらこれが一番好きかも。

「惨殺篇」

→スプラッタテイストでそれでなくともグロい描写に更に拍車がかかっています。ラストの夕日を背にしたビジュアルの構成は、主人公ではありませんが何か”芸術的な”無常観に包まれます。

「洞窟探検篇」

→シナリオの適当さは「ぼくの~」短編2本に匹敵します。古きよき”アドベンチャーブック”の雰囲気を色濃く再現した本編は、本作の中で最もゲーム的であるといえるかもしれません。



個々の質はともかくシナリオのボリュームは大幅に増し、実写とCGが入り混じったビジュアルのインパクトにあくの強いテキスト。グロ描写や表現は人を選びますけど、本作の雰囲気には合っていると思いますね。

惜しむらくはせっかく収録された「ラブテスター篇」なんですが、その特異な操作の為プレイが叶わないということ。便宜上、主人公とヒロインの名前は自分の実名と嫁の名前にしているもんだから他人様からすれば何の問題もないように思われるかもしれませんがさにあらず。とても嫁と一緒にプレイはできないなぁw

一通りシナリオをプレイした後はバッドエンディングの回収となるのですが、なかなか一筋縄でいかないものもあったり。単純に選択した結果だけでなく、かなり前の選択肢でフラグを立てる必要があったりと中々に厄介でありまして、正直攻略サイトの助けがなかったらコンプは難しかったでしょうね。


何か最近手堅いADVばっかりプレイしているような気がしないでもないですが少しでも消化できるならその方がいいよねw



かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄
(2002/07/18)
PlayStation2

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