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【NDS】『歴史群像Presents ものしり三国志』
私見ですが、クイズゲームの良し悪しを決定する唯一のポイントは”問題にセンスがあるかどうか”に尽きると思うんですよね。90年代初め、アーケード・家庭用問わず濫発されたクイズゲームブームが一気に終息したのはまさにこの点をおざなりにした作品が巷に溢れた結果であるように思います。システムとか本質でない部分にいくら力を注いだところで意味はないということですね。

実に『クイズマジックアカデミー』の登場までクイズゲームは事実上ジャンルとして冬の時代が続いており、『マジアカ』にしてもそれに続く有力なフォロワーが存在しないということは、いかにこのジャンルで成功することが困難かという証左でもあると思うのですね。

そういった状況下において、内容を特定のジャンルに絞り、所謂ニッチ市場を追求する方向性というのはこれだけ多様性に富みかつ競合も多い中で、マーケティング戦略的にはアリなんだと思います。


今回ご紹介するのは学研の歴史専門雑誌「歴史群像」の編集者が監修したシリーズの一本『~ものしり三国志』であります。本作の他には『~戦国王』『~幕末王』が発売されていますが未所有。と言うか本作だけでお腹いっぱいですw

先のニッチ市場の話に戻りますけど、そういう意味で”歴史”という題材はまさにドンピシャだと思うのですね。ジジィから歴女まで。戦後教育における自虐史の是非は別として、少なくとも日本人であればわが国の歴史を学んでこなかった方はいないということを踏まえると、一応ターゲットはオールレンジ。題材としては申し分なく、しかも歴史専門雑誌というこれまたニッチ媒体の編集者が監修してスキのない作り…になっているはずなんですが…。


本作に収録されている問題は三国志ネタだけで約2300問。これを多いと思うかそうでないかは個人の主観に因るところが大きいでしょうから一旦置いておくとして、肝心の問題の質がちょっと首を捻りたくなるようなものがやたら目に付くんですよね。

よくあるパターンとしては、ひとつの解答で複数の問題が存在する場合。例えば人物の名前を答えさせるのに、
「■良の四角の部分に入る人物の名前」ときて、「~ひらがな一字で答えなさい」「~動物のなまえを答えなさい」※(正解:ば(うま)」とか、このパターンが名前の前と後ろの文字で別々にあったりとか、本当に専門雑誌の編集者が監修したのか疑わしいような手抜き問題が結構な確率で出題されます。

あと手抜きとまでは言いませんが、写真クイズがクイズになってないという場合があって「写真の人物の名前を答えよ」という問題に対し、史跡に実在する人形の写真とか、大陸製のドラマの画像とかで分かるわけないでしょうがw

そのあたりは制作者側も理解していたようで、その前の説明文で回答できるようになってます…ってそもそも写真使う必要あんの?って根本的な話なんですけどね。

問題には難易度みたいなものが設定してあって、初期のアホみたいな問題を除けば一応それなりに三国志について知っていないと答えられない問題ばかりです。特に正史問題は読み物としての三国志しか知らなければ苦戦することは必至でしょう。

専門的な知識にある程度自信のある方が、自身の知識を確認しつつ自己満足に浸るというのが正しい遊び方なんでしょうけど、本作の致命的な欠陥は問題以上にシステムそのものにあるという罠。

ただひたすらクイズに答えさせるだけではすぐに飽きられるとでも思ったのか、魏呉蜀それぞれに全5章のシナリオと、某歴史シミュレーションゲームを模した戦略MAPに内政コマンドを導入したりとそれなりに工夫と努力の跡は窺えるのですが、申し訳ないですけど私的には完全に裏目に作用しています。

クイズそのものを合戦のイメージとして兵力を解答数、兵糧を制限時間に模すというアイデアまではいいと思うんですよね。ただ基本やってることは出題されたクイズに答えるだけですから、ぶっちゃけ飽きるのが早いんですよ。進軍する兵士数や持っていく兵糧の数は都度設定しなければならないのですが、攻略に必要な正解数が変る境界線がありまして、それに一人でも足りないとダメなんですね。兵糧の減り具合は自軍の兵士数に比例しますから、畢竟境界線ギリギリの兵士数を連れていくのがベストなんですけどこの設定が非常に面倒くさいんですよ。

すべての操作についてタッチペンしか受け付けないというのもアレなんですが、中々思うように決まらないと正直イライラします。仕舞いには「こんなシステム本当に居るのか?」と思ったり思わなかったり。

参加する武将によって陣を組んだり特殊効果を付与したりできるのですが、はっきり言って使いどころは少ないです。普通にそのままプレイしたって大した違いはないですから、わざわざ面倒なことをしなければならない理由がありません。


メインのシナリオは魏・呉・蜀の三種類あり、その内の蜀のシナリオをクリアしてエンディングを見ましたが、その他をクリアするほどの気力はわいてきませんでした。

一度出題されたクイズはギャラリーモードで閲覧できます。ざっとみたところ全体の10分の1くらいしか消化していない感じ。ランダムに出題される問題の履歴をすべて埋める為だけにプレイし続けるのも何だか不毛な気がします。

元より「三国志」そのものに興味がない方はやっても意味がないし、某歴史シミュレーションゲームでしか知らない程度では苦戦することは必至です。ただリセットした際に同じ問題が出る確率が結構高いので、根気よくプレイすればクリアすることは不可能ではないですけど、そこまでする苦労には見合わないと思いますね。



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(2008/12/11)
Nintendo DS

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| NDS | 18:34 | トラックバック:0 | コメント:4
コメント
こんにちわ。
クイズマジックアカデミーは人気ありますよね。自分はしないけど、ツレがゲーセンでよくプレイしてます。なんか見てて、知的好奇心を刺激しそうですよ。
 話変わりますが、ドラクエモンスターバトルロードビクトリー(Wii)を始めました。3対3のチームバトルで、ジャンルとしてはトレーディングカードとロールプレイングです。WiFi対戦や歴代魔王、大魔王が総登場し、懐かしいBGMで戦えます!子供やドラクエファンにお勧めです。
2010.11.22 Mon 16:47 | URL | 白圭  [ 編集 ]
白圭さん
マジアカは旧Glepのメンバーさんと定期的にDS版をプレイしています。
最新作が何故か異様に値落ちしているので挑戦されてみては?対戦の参加も歓迎しますよw

『ドラクエ~』は新品が値崩れしているので現在購入を検討中。ただ個人的にカードバトルって苦手なんですよね…

2010.11.24 Wed 20:02 | URL | 影男  [ 編集 ]
ドラクエ
 モンスター3体または主人公+モンスター2体のどちらかでチームを組みます。まずは主人公の職業を選びます。魔物使いの時はモンスターカードを3体選びます。魔物使い以外の主人公は武器、鎧、盾のアイテムカードを選びパワーアップし、それからモンスターカードを2体選びます。選んだ職業より使える武器が決まります。
 バトルは技選択画面で、使いたい技をAボタンかBボタンで選ぶだけ。あとは選んだ技がヒットするときにAボタンかBボタンを押してリモコンを振るだけです。このゲームはWiiリモコンかクラシックコントローラーでプレイできます。またカードアルバムを見れば、手に入れたカード、職業相性、必殺技の組み合わせなど確認できます。ただ状態異常や属性耐性は本がないと分かりませんが。ドラクエモンスターバトルロードレジェンド超2アルティメットガイドというのです。
2010.12.03 Fri 16:54 | URL | 白圭  [ 編集 ]
白圭さん
新品で安いのを見つけてしまったので衝動的に購入してしまいましたw

…当然のように積んでいるのですが(汗)

Wi-Fi対応となっているのですが対戦は可能なんでしょうかね?

2010.12.14 Tue 17:43 | URL | 影男  [ 編集 ]
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