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ハドソンが消える日
遅ればせながら「ハドソン」消滅について感慨など。

昨年コナミの完全子会社になってから1年。今回の吸収合併はまぁ既定路線だったのかなと思います。
どのぐらいの時期がターニングポイントになったのか詳しくは分からないですけど、個人的にはPCEがその役割を終えて後継機のFXが大コケした頃、すなわちSS・PS時代には存在感が希薄になってしまっていました。

PCE時代は半ばハードメーカーとして君臨していた印象ですが、晩年はPCEで育てたコンテンツをSFC市場に投入してそちらに注力していた観がありましたね。

結局PCEってネオジオほどではないにしろ「ハドソン」が孤軍奮闘状態で引っ張っていたんですよね。
他メーカー作品の移植からオリジナルのキラーコンテンツまで、ハドソン抜きのPCEなんて考えられない。
PCEは私が購入した初めての家庭用機でありますから、畢竟ハドソンに対する思い入れも深いのですけどその源泉は実はもっと過去に遡ります。

1980年代前半。まだファミコンすら登場するかしない頃、私のゲームに対する関心はアーケードから「マイコン」に移行していました。現在と比べて情報の入手手段が極めて限られていた当時、その役割を担っていたのは雑誌媒体でありまして、小学館が発行していたジャリマンガ雑誌の元祖「コロコロコミック」誌上にてすがやみつる氏の「ゲームセンターあらし」が人気を博し、そのキャラクターが初心者に向け分かりやすく解説した名著「こんにちはマイコン」

こんにちはマイコン―まんが版 (1982年) (ワンダーライフコミックス)こんにちはマイコン―まんが版 (1982年) (ワンダーライフコミックス)
(1982/11)
すがや みつる

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に啓蒙された結果なんですけど、それまで単純なシューティングやアクションしか知らなかった私にとって「世界が広がった」瞬間でありました。

それから数年、高校受験を経て念願のマイコン、富士通の「FM-NEW7」を手に入れた私のちょっと歪んだゲーム人生が始まるのですがそれはまた別の話。

当時、なるべくお金をかけずにマイコンのゲームを手に入れる手段としては「I/O」や「ログイン」といった専門誌に掲載されたプログラムを自分で打ち込むか、友人の持っているソフトもしくはレンタル店から借りてきたソフトをコピーするかしか方法がなかったのですね。

そんな時に出会ったのが「ハドソン」のソフトでありました。

マイコン黎明期より専用ソフトを供給し続けてきたハドソンは、節操なくどんな機種にも積極的にソフトを展開しておりまして、「どんな売れてないマイコンにもハドソンのソフトはある」などと揶揄されたこともありました。

余談ですがファミコンにいち早く参入したのもハドソンでありまして、当時のマイコンファンはファミコンもその他の売れてないマイコンと同じ道を辿るものと確信していたものですw


今でも記憶に残っているのは『爆弾男』※『ボンバーマン』の原型、『キャノンボール』『ジャン狂』『野球狂』『デゼニランド』『サラダの国のトマト姫』などなど。そういえば任天堂を代表する”マリオ”を使用したオリジナルゲーム『パンチボールマリオブラザーズ』なんてのもありました。

その後社会現象にもなる『スーパーマリオブラザーズ』の大ヒットからファミコンブームを迎え、ハドソンがマイコンにソフトを供給することも少なくなってしまいましたが、その後のハドソンの隆盛はご存知の通りです。


日本のコンピューターゲームの歴史と共にあった「ハドソン」の歴史がこの3月1日をもって消滅することになったのは仕方がないとはいえやはり寂しさを感じますね。


最後にPCEの思い出の作品をいくつかご紹介します。


桃太郎伝説2 【PCエンジン】桃太郎伝説2 【PCエンジン】
(1992/03/06)
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→ハドソンを代表するキャラクターである”桃太郎”が主人公のRPG第2弾。”桃太郎”といえば『~電鉄』シリーズの方がメジャーですけどPCEオリジナルである本作は遊びやすさを追求したオーソドックスな王道RPGに仕上がっています。既存作品を皮肉ったイベント等、制作者の反骨心を感じられる部分も。

スーパースターソルジャー 【PCエンジン】スーパースターソルジャー 【PCエンジン】
(1990/02/07)
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→確か発売日買いした初めてのソフトだったんですよね。前作の『スターソルジャー』はリアルタイムではプレイしていなかったけどTVCMやキャラバン等で良く知っていましたし、最初のブームに乗れなかった分遅れを取り戻すように遊びまくったものです。

ネオ・ネクタリス【PCエンジン】ネオ・ネクタリス【PCエンジン】
(1991/12/20)
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→画像は続編の『ネオネクタリス』になってますけどハマったのは前作の『ネクタリス』キャラクター的な要素が皆無で見た目も地味ですけど徹底的にチューニングされた難易度バランスが素晴らしい奇跡の一本です。このバランスを超えるWSLGって現在でもそんなにないんじゃないかと思いますね。

ボンバーマン 【PCエンジン】ボンバーマン 【PCエンジン】
(1990/06/30)
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→初代FC版から換骨奪胎。PCEならではの5人対戦モードを搭載することによって生まれ変わった名作です。バカ学生だった当時、同じくバカな友人達と何を決めるのもジャンケン代わりに『ボンバーマン』勝負に明け暮れていた時代が懐かしいです。

天外魔境2 卍MARU 【PCエンジン】天外魔境2 卍MARU 【PCエンジン】
(1994/11/18)
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→後に色んなハードに移植された『天外魔境Ⅱ』ですが、オリジナルのPCE版以外は完全なものじゃありません。長大なボリュームに大小様々なアイデアを惜しげもなく詰め込んだキング・オブ・RPG。シリーズが途絶えてしまって残念ですが、本作以上のインパクトを出すのは難しいでしょうね。


こうしてみると移植モノを除くと結構限られたタイトルしか出てこないような(汗
任天堂作品ほどの安定感はありませんでしたが「ハドソン製ならとりあえず大丈夫」ぐらいのブランドに対する信頼もあったと思います。

どんどん市場規模が縮小されていく中、業界全体の再編もまだまだ続きそうな雰囲気ですが、統廃合が過去コンテンツのリサイクルに止めるのではなく、新しいことにもどんどん挑戦していって欲しいと願います。今までありがとうございました。


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