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【PCE】『イースⅣ-THE DAWN OF Ys-』
イース 4 【PCエンジン】イース 4 【PCエンジン】
(1993/12/22)
ハドソン

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PCE版『イースⅣ-THE DAWN OF Ys-』をクリアしました。
本作は確か発売日買いして即プレイ開始…したハズなんですけど、今となっては理由は記憶にありませんが序盤で放置して20年近く寝かせていた計算になりますね(汗)ま、異様に時間はかかってますけど一応陽の目をみたんでよしと言ったところでしょうか。

さて、PCEにおいて『イース』というシリーズは一種特別な位置づけでありまして、初代『イースⅠ・Ⅱ』は移植作品であるにもかかわらずCD-ROMという当時の最新媒体の性能を印象づけた歴史的タイトル、と言っても過言ではありません。

続編である『イースⅢ ワンダラーズフロムイース』はオリジナル自体が賛否両論あり、その移植であるPCE版も同様の評価であったワケですが、本作『イースⅣ~』は原点回帰を行い、あたかも『~Ⅲ』の存在はなかったかのように『~Ⅰ・Ⅱ』との関連も強調された内容となりました。

実は私もちょっと前に知ったんですけど、本作はオリジナルの開発元である日本ファルコムの看板的タイトルでありながら制作に関しては一切関わっていないというちょっと変わった経緯を持つ作品なんですね。具体的にいうと『イースⅣ』という名前を冠した作品が本作とは別にもう一本存在します。日本ファルコムが温めていた『イースⅣ』の原案を元にPCE版をハドソンが、SFC版をトンキンハウスがそれぞれ独自に開発し、ほぼ同時期に同じタイトルのまったく別の作品が発売されるという大変ややこしい状況が生み出されてしまいました。何でそんなことになったのか本当の理由は不明ですが、私も長らくSFC版はPCE版の移植と勘違いしていましたので、今更ですけど不思議に思う次第です。

後年、当然のことながら『イースⅣ』の正しい系譜はどっちだ?みたいな論争あったらしいですが、原案により近いという理由で本作ではなくSFC版が正史扱いになっているそうです。

PCE贔屓の私としては納得し難い結論でありますが、実際にプレイしてみるとその理由が何となく分かるような気がします。

当時、『天外魔境Ⅱ』の大ヒットを受けてCD-ROM媒体のRPGにおいてイニシアチブを握っていたハドソンが自社の方法論をふんだんに適用した結果ではないかと思うのですよ。前作『イースⅠ・Ⅱ』で好評であったカットインを多用し、ビジュアル重視のやや過剰な演出はいわゆるハドソン節全開で『イース』らしさ、という点においては確かに少なからず違和感を感じます。

特に『イースⅠ・Ⅱ』のキャラクターや設定が絡んでくる件は蛇足感がありまくり。全体のテンポをも崩しているように感じます。

システム的に大きく変わった点は斜め移動ができるようになったこと。これによって攻撃のバリエーションが増えましたが使いどころは少なかったように思います。あと表示されるフィールドの面積は変わらないのにキャラクターが一回り大きくなった為、移動に制限がある場所や動きの速い敵が多い場所ではやや操作が難しくなってます。
シリーズ特有の”半キャラずらし”の攻略法は健在ですが、上記の理由により若干やりづらいような気がしますね。

『イース』シリーズといえば多彩なボス戦がその醍醐味のひとつ。回復アイテムを多用したゴリ押し攻略ができず、プレイヤーが工夫しないといけないのは個人的には評価しています。どのボスも一定の攻撃パターンがあり、何回か挑戦すれば腕に覚えのないプレイヤーでも何とかなる絶妙な難易度設定は達成感があっていいと思います。

レベル稼ぎがそんなに面倒ではない本作ですが、ボスには大抵レベル縛りがあるのでテクニックだけで突破することは出来ません。ボス戦をより有利に進めようとすれば当然レベル上げという作業が必要になってきますのでそのあたりは好みが分かれるところだと思いますね。


上の方でも書きましたけど、歴史的人気の高かった前作(『~Ⅰ・Ⅱ』)の続編であることを意識し過ぎた結果、シナリオに齟齬をきたしている点は否定できません。具体的なネタばれは避けますが、有史以前の有翼人の存在にロムン帝国、更に闇の一族が加わって敵の全体像が散漫な印象です。登場するキャラクターも多いのですがいずれも散発で印象が薄いです。特に序盤に登場するレジスタンスのカーナは終盤ほとんどシナリオに絡んでこないのが勿体無い気がしますね。

”シリーズとして”みた場合には難点もありますが一本の作品としてみた場合、当時のエンタテインメントとしての水準は十分に上回っていると思います。

クリア時のセーブデータでは13時間強ですが、やり直し等カウントされないプレイ時間も含めると20時間足らずといったところでしょうか。イベント間のテンポが早くて昨今の作品にありがちな時間稼ぎの要素はありませんから密度が薄いと感じることはないと思います。

余談ですが今年PSVで日本ファルコム自身が初めて本作の制作を行うらしいですね。
本体を今年購入することは多分ないと思いますんで、いつになるかは分かりませんが機会があったらプレイしてみたいと思います。

…最近SFC版も購入したのでそっちの方が先ですね(汗)


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(1993/11/19)
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