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【PSP】『僕は友達が少ない ぽーたぶる』
僕は友達が少ない ぽーたぶる (数量限定生産版)僕は友達が少ない ぽーたぶる (数量限定生産版)
(2012/02/23)
Sony PSP

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CGの回収はあと少し残っているんですけど全EDをコンプしたので一応感想など。

本作はラノベ原作のTVアニメ「僕は友達が少ない」のAVG。ラノベは読んでないですが昨年放映されていたTVアニメは全話鑑賞済みです。

シナリオ構成についてはアニメ版に準拠しつつポイントとなるイベントはゲーム用にアレンジを加え、更にキャラクター毎の個別ルートはオリジナルの内容といった感じですね。

どこまで関与していたかは分からないですが、一応本作のシナリオについては原作者が監修しているということなのでいずれのエピソードも特に違和感はありませんでした。

本作のウリのひとつである”Live2D”は通常画面に表示されるキャラクターが止め画ではなくCGアニメのような動きを表現しているというところ。…と言ってもキャラクター毎のパターンはそんなに多くないので慣れてくるとどうということもないのですがねw 初見はインパクトがあるので興味のある方は公式サイトで公開しているサンプル画像ででも確認していただければと→URL

ただ、似たようなコンセプトである同社作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ぽーたぶる』にも搭載されていましたので、基本的なエンジンは使いまわしですけどね。


あと私が購入した数量限定版にはアニメ本編に出てきた架空のゲーム、某と○メモのパロディである『きらめきスクールライフSP』が製品版として同梱されています。こちらについてはまだ未プレイなので何とも言えませんが、ゲーム本編では何の言及もされていないので原作を知らないと何のこっちゃ分からないと思います。余談ですけど最近のバンナム作品ってこういう売り方が多いですね。通常の製品レベルに満たない作品との抱き合わせっぽくてアレなんですけど単体で発売しないことでプレミア感を出すってのは中々巧妙ですよね。何やかやとオマケをつけて結局通常価格の倍以上の値段で売るんだから大したモンです。ま、原作の内容が内容だけにこういったキャラゲーは恐らくファン以外手を出さないでしょうから商売のあり方としては正しいと思いますけどね。


シナリオは大きく2部構成となっており、前半の共通シナリオのプレイ状況如何によって後半の個別ルートに分岐するという仕組み。ただ実際は完全に個別のルートに入るのは後半シナリオの更に終盤で、結末のみが変わるという体裁ですので一部例外はありますけどバリエーション自体は少ないです。

プレイヤーは隣人部唯一(?)の男子部員、羽瀬川小鷹の視点で進みます。膨大なテキストに小鷹の独白部分以外はフルボイス。選択肢によって分岐していくオーソドックスな作りですが、表に出てこないフラグなんかもあっていわゆる総当り的なプレイではすべてのCGはおろかすべてのEDに到達すらできないと思います。

基本的な進行は通常の会話の中で発生する選択肢のほかに誰と会話するか任意で選択できるマップモード、制限時間アリの隣人部システムがあり、特定のイベントおよびCGを閲覧する為には適切な順番で選択しないといけません。

マップモードの選択順もアレなんですが特に厄介なのが「隣人部システム」でありまして、通常の選択肢ならばフローチャートなんかで確認ができるんですけど、この隣人部システムの正答が非常に分かりにくいという難点があります。前後の会話とか各キャラクターの性格とかを考慮しても一発で正答にたどり着くのは恐らくムリ。時にこの隣人部システムを3回連続で正しい選択をしなければいけない為、総当りでやろうとすれば膨大な組み合わせが生じるので現実的ではありません。完全クリアを目指すなら何がしかの外部情報を参照するのは必須です。

インストールを実施して既読スキップ機能を活用すれば1周プレイするのにそんなに時間がかからないのはいいのですが、効率的なプレイを目指すならば一通りの攻略方法を把握した上である程度計画性をもって臨む必要がありますね。

まぁぶっちゃけ2周目以降は完全に作業ゲーと化しますので、そのあたりは好みが分かれるところだと思います。


あとネタバレしない程度に各シナリオの感想など。


・三日月夜空編

一周クリア後に別EDがあるのはヒロインたる所以。主人公である羽瀬川小鷹が彼女との因縁に気付くところまでがアニメ版のラスト同様、本作における夜空シナリオのクライマックスとなります。そこに至る過程の演出はアニメ版以上の盛り上がりだし、EDムービー後のエピソードも決して蛇足に陥らずに上手く補完できていて完成度は非常に高いと思いますね。

・柏崎星奈編

本作のもう一人のヒロインである彼女のEDは夜空編から派生しています。
親同士が親友同士という設定が許婚に発展するのはありがちな展開。ギャルゲーらしいポイントはしっかり押さえつつもクライマックスは最後まで夜空の想いに気付けない小鷹君に若干イラっとしてしまいましたw
典型的なツンデレはいいんですけど主人公の妹である小鳩への執着ぶりが少々度が過ぎているのとワンパターンな展開は気になるところです。

・志熊理科編

彼女のEDに到達する為には序盤から度々登場するフラグを全てチェックしなければならず、CG回収の要件と相まって一番面倒なシナリオです。本編でも完全にネタキャラである彼女が最後に垣間見せる”弱さ”にはそれまでの言動とのギャップで結構グっときますが、EDムービー後の件は蛇足。フラグ解除の選択肢も前後の会話と一切かみ合っていないのはマイナス要素ですね。彼女のせいで今のプリキュアを観ていて感じる違和感は子供には内緒ですw

・楠幸村編

彼(?)のEDの最後に秘密が暴かれるんですけど原作の設定もそうなんでしょうかね?その中身については意外性のカケラもないのでアレなんですがw ゲームにおいては全キャラ中一番エロい描写が多かったように思います。小鷹君じゃないけど確かにこの攻撃に耐えるのは並大抵の仕儀ではありませんねw

・羽瀬川小鳩編

何の情報もないまま初見でプレイしたらまず最初に到達する可能性が高いシナリオ。マリアとの掛け合い、星奈との絡み等は本作におけるお約束中のお約束でそこから逸脱するような場面がほとんど見られないのが若干物足りない感じです。

・高山マリア編

状況はまったく同じなんですけど彼女のノーマルEDは罪悪感でちょっと胸が痛くなります。生い立ちが謎でエピソードについてあまり深く掘り下げられないのは仕方がないですね。



本作全般について、一部の複雑なシステムは疑問に思いますけどキャラゲーとしてはまずまずの完成度と言えるのではないでしょうか。シナリオの中身とは直接関係ないですが、隣人部の面々による残念なやり取りなんかはゲームならではのハンデも感じさせることなくまとまっていると思います。まぁ声優さんの演技に助けられている部分もありますけどね。

いずれにしてもゲーム性含めて”原作ありき”の内容なんで、基本的には原作を知る人向けの商品であることに間違いはありません。ファンアイテムとしては十分でも単体のゲーム部分のみで勝負するのは色々ツラい内容であることもまた事実。で、結局は「原作がファンなら~」という無難なおススメしかできないというw

でも一万円以上の値打ちがあるかと言えば正直微妙であると言わざるを得ません。


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