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【SS】『ヴァーチャルハイドライド』
ヴァーチャルハイドライドヴァーチャルハイドライド
(1995/04/28)
SEGA SATURN

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今を去ること約30年前。
T&E SOFTから当時主流であった8ビットマイコンで発売された『ハイドライド』はアクションRPGというジャンルの草分けとして爆発的な支持を得ました。

現在同ジャンルの始祖的な位置づけである『イース』にしても『ハイドライド』の発売から3年という時間を経ており、当然のことながらその影響下にあったいわゆる”亜流”の域を出ていないという事実はゲーム好きなら知っておきたいところです。

しかしながら国産アクションRPGの正真正銘の元祖である『ハイドライド』は本作以降正統な続編もなく不遇をかこっているのに比べ、いち”亜流”に過ぎなかった『イース』は断続的ながら現在も新作が発売されるほどその人気は定着しているという現実。

あくまで私見なんですけどその原因は、家庭用機向けの移植と続編のスタンスの違いにあると思います。

具体的に言いますと、

実はファミコン初のRPGだった『ハイドライドスペシャル』の失敗と、PCE CD-ROMで現在も高い評価を得ている『イースⅠ・Ⅱ』の差、加えてPCユーザー向けに複雑化した続編『ハイドライドⅡ』同3と、ⅠからⅡへ段階的に難易度を調整しストーリー性を高めた『イース』の差、であります。

まぁPCE以前にFCに移植された『イース』同Ⅱの存在やそもそも発売時期が違うので比較対象としてはフェアじゃないのは承知してますけど私見なんで細かいことは気にしない。『イース』シリーズの制作にあたって『ハイドライド』シリーズの失敗を研究したであろうことは想像に難くありませんが、それもあくまで私見であります。

いずれにしても既に80年代でシリーズとしては終わっていた『ハイドライド』を換骨奪胎してセガサターン初のRPG作品として登場した本作には、何か負の因縁みたいなものを感じずにはおれません。


…と、長い前置きはこのぐらいで。本作が発売された1995年は「バーチャルリアリティ」の大ブーム。セガ製『バーチャファイター』は言うに及ばず、SSでタイトルに”バーチャル”という単語を冠している作品はたくさんありますが、”ヴァーチャル”と表記している作品は本作だけw

”ヴァーチャル”って何かカッコイイよね。舌先を上顎につけてビブラートをきかせる発音。日本語の発音にはない音を表記するのに”ヴァ”という文字を当て込んだセンスは単純にスゴいと思うのですけどどうでしょうか。

日本語の発音としてはほとんど変わらないけど、例えば『バルケン』とか『バリス』だと何かしまらないというかはっきり言ってカッコ悪い。でも”ヴァーチャル”に関しては表記としては正しいんでしょうけど、”バーチャル”の方がしっくりくるのは何故でしょう?日本語って奥が深いです。


ま、そんなことはどうでもよくw

本作は先にお話した8ビットマイコン全盛期の名作『ハイドライド』をベースに、フィールドをフルポリゴンで表現し、キャラクターを実写取り込みした異色作品であります。

見た目の印象もさることながら、ゲーム性においてもまったく別物に生まれ変わった本作は、RPGでありながらハイスコアの概念があったり、新しくプレイする度にフィールドMAPが生成されたり、現在においても特殊なシステムを採用しているのが特長です。

慣れれば2時間程度で終わるので、基本ハイスコアを目指して何度も繰り返し遊ぶことを想定したゲーム性であるといえますね。

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ゲーム画面はこんな感じ。ど真ん中に佇むガニ股のモサいオッサンが本作の主人公。
ぶっちゃけ実写取り込みを使ってる時点で”バーチャル”じゃないんですけど細かいことはいいよねw

右下のコンパスに水色の線の方向が出ている時は次に進むべき場所を示しています。基本はこのコンパスに従っていればOKなんですが、実はコンパスだけだと重要アイテムである3つの宝石が見つからないので詰みます。最初の目的地である墓場で「紫水晶」灼熱の洞窟で「赤金剛石」失われた宮殿で「鮮緑色の宝石」がどこかにあるので必ず入手します。

武器・防具も落ちているものを拾うのですが、マメに探索すれば必ず見つかります。序盤のおススメは武器としてより道具として重宝する「魔法の剣」と「竜の盾」特に後者は灼熱の洞窟のボスである三つ首竜戦では必須。後半は「光の剣」と「妖精の盾」の組み合わせで決まり。「妖精の盾」は蜂の麻痺攻撃にも道具として有効なので必ず取っておきたい。あとはまぁどうでもいいです。

アイテムの他にお金なんかも落ちてますけどスコア加算されるだけなんでハイスコアを目指す以外は無視して構いません。そもそもお金を使える店なんか存在しないんでまったく無意味ですw

レベルアップはイベントクリアにつき上昇するシステムで経験値は存在せず、雑魚戦はすべて無意味ですので避けられるならさっさと立ち去るのが正解です。

3つの宝石を忘れずゲットし、囚われた妖精を3匹集めたら最終ボス「バラモス」の居る異空間へ一直線。これまでに登場した2匹のボス(吸血鬼・魔法使い)を倒したらいよいよバラモスとご対面。これを倒せばめでたくエンディングです。


今回プレイしたのは初級で、延べ3時間強でクリアしました。

各ボス戦において力押しだけでは辛い場面もありますが、そんなにシビアでもないので何回かプレイすれば問題なし。ハイスコアは0になりますが、何処でもセーブして再開可能なのでクリアだけなら楽勝です。

今更20年近くも前の作品にケチをつけても仕方がないですが、難点をいくつか。
まず、通常のフィールドが想像以上にガクガクして大変見づらい+操作しにくいです。戦闘の間合いも慣れないと攻撃を当てるのにも苦労します。

テキストから得られる情報はほとんどないですが、先の3つの宝石と森に隠れている妖精を見つけるのは事前に知ってないとしんどいかもしれませんね。

難易度設定も問題で、初級から特級へ上昇するにつれ、元々できたことができなくなることによって調整しているのはモチベーションが下がります。…っていうか難易度はスコアに影響するだけなんで、クリアだけを目指すならあえて高い難易度で挑戦する必要はないと思います。エンディングも多分一緒です。

先に書いたフィールドMAPの自動生成で何度でも遊べる…という触れ込みですが、ダンジョンの配置が変わるだけで得られるアイテム等に変化はないのでそう何回もチャレンジする気にはなりませんね。


当時としても既に終わっている『ハイドライド』の看板にバタ臭いパッケージ画。それでもハード初期の作品なのでそれなりには出回ったようですが、大半はワゴンセールの投売りによるものと推察。現在でも中古相場で¥100台を上回ることはないと思います。

今風にCGを起こしてタイムアタックの要素をもっと調整すればオンラインで盛り上がる…かもしれませんねw



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