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【SS】『ゲイルレーサー』
ゲイルレーサーゲイルレーサー
(1994/12/02)
SEGA SATURN

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SS元年に発売されたSS初のレースゲーム『ゲイルレーサー』をご紹介します。
何かSS黎明期の作品紹介が続いていますが深い意味はありませんw

新しいハードのローンチタイトル、取り分けハードメーカーがリリースする作品ってそのハードの今後をうらなうっていうか、ユーザーにとってはそのハードを購入する重要な判断材料になりますよね。

そういう意味で、SSのローンチタイトルである『バーチャファイター』はアーケードそのままってワケにはいきませんでしたけど十分その役割を果たしたと評価していいんじゃないでしょうか。ま、もうひとつの方が割りとどうしようもないレベルであったのと微妙に価格が高かったのはいただけませんでしたけど、その頃のSFCソフトの高騰っぷりと比較したら大したことなかったというか、まぁ今よりずっと景気がよかった時代だったのは間違いありませんね。

マルチタイトルを除くとSSオリジナルタイトル第3弾となる本作の発売日は1994年の12月2日。何でわざわざ書いたかというと、その翌日にはSS最大のライバル機であり後に敗北を喫することになるプレイステーションの発売日であり、更にPSのローンチタイトルの最大の目玉であった『リッジレーサー』の発売日でもあったからなんですね。

本作の発売元であるセガがこれを強烈に意識したであろうことは想像に難くなく、TVCMをバンバン投入するなど非常にアグレッシブな販促を展開しましたが、悲しいかな素材となった作品の地力が違いすぎました。


パッケージにもどこにも書かれてないですけど、本作は大型筐体のアーケード作品『ラッドモビール』の移植作品です。『ラッドモビール』自体はまぁ『アウトラン』の派生系と認識しておけば大きな問題はないと思います。

しかしながらオリジナルの『ラッドモビール』がアーケードに登場したのは1991年。対する『リッジレーサー』は1993年と2年のアドバンテージがある上に、この時期ゲーム業界ではポリゴンによる3D表現へと大きな転換を迎えている最中にあって、前時代の技術の最終型のような本作は既に過去の遺物と成り果てており、それすら完璧な形で再現できていなかったのは明らかにマイナス要因でありました。


クドクド申し上げるまでもなく、両者の勝負は戦う前から決着がついていたのは誰の目にも明らかであったのです。

オリジナルの『ラッドモビール』もプレイした記憶があって、ヘッドライトの点灯やワイパー、あんまり意味はなかったけどクラクションを鳴らせるなど、細かいギミックは楽しかったけどゲーム自体は大味というか、少なくともレースゲームらしい緻密さを求められるようなゲーム性ではありませんでした。

先にも書きましたけど、『ゲイルレーサー』は『ラッドモビール』の劣化移植でありまして、上記のギミックは再現されていますけど、肝心のゲーム部分が大幅にパワーダウンしているという困った仕様になっています。

一応設定らしきものが存在しまして、本作で唯一力が入っていると思われるオープニングCGで下記のテキストがスクロールします。以下全文↓


かつて
地上最速の名を欲しいままにした男がいた
彼の走りは人々を驚嘆させた
彼は、走り屋たちの憧れであり
目標であった
人々は、敬意を込めて
彼のことをこう呼んだ
"Gale Racer"と
それから数年後


招待状
君の活躍ぶりは風の噂で聞いている
相変わらず派手にやっているようだな
ところで最近、"Gale Racer"の
名を語る輩が増えてきた
そこで、今回
だれが最速かを決めるにふさわしいレースを
開催することにした
その名も"Saturn Rally"だ
スタートは、L.A.
ゴールは、N.Y.
細かいルールは一切なし
一番先にゴールした者のみが勝者だ
勝者には、"Gale Racer"の称号が
与えられるであろう
栄光と名誉を賭けて、戦おうではないか
君の参加を楽しみにしている
健闘を祈る


えーっと、色々ツッコミどころはあるんですが、ひとつだけ。”語る”じゃなくて”騙る”な。

ゲームは7つのエリア、20のステージでアメリカ大陸を横断する体裁になっています。
ひとつのエリアは3~4ステージで構成されており、各ステージで設定された制限時間内にチェックポイントを通過すればクリアとなります。余ったタイムは次のステージに繰り越せます。エリアをクリアするとタイムが表示されるデモが挿入され、著しくゲームのテンポを悪くしています。まぁ多少インターバルがあった方が集中力を維持できていいと思われるむきもあるので決定的なマイナス要因ではありません。

一応ライバルカーの存在もあって、当然最終的には1位を目指していくワケですが、エリアによって登場するライバルカーの数が決まっているのでレース感はまったくありません。ライバルカーによっては抜きつ抜かれつのバトルに発展するものもありますが所詮はデキレース。既定のクリアタイムを大幅に上回っていようがギリギリだろうがエリア毎の順位にはほとんど影響はありません。

視点はドライバー視点のみですが、アップダウンや視界不良もあって、突然目の前に障害物(ライバルカー以外の車輌)が現れるので、回避するのが困難です。ただ真正面から追突する以外は減速程度しかペナルティがないので神経質に障害物をかわすよりも多少強引に行った方がロスは少なくてすむかも、です。

あとオープニングデモでは『リッジレーサー』ばりのドリフトを披露していますが、ゲームでは出来ませんので悪しからず。

各ステージの制限時間を超えるとゲームオーバー。アーケードらしく3回まではコンティニューが可能です。再開もそのエリアの初めからなので、EASYなら問題なくクリアできると思います。

ひとつのエリアの制限時間は1分以内なので、単純計算で30分もあればクリアできます。

ゲームモードは他にタイムアタックと対戦があって、対戦はプレイしたことないので分からないですが、タイムアタックといってもエリアを選択できるだけなんで普通のプレイと変わりません。クリアタイムはメモリーに記録されますが、まぁそれだけです。


色々マイナスポイントについて書きましたけど、ゲームとして遊べないというほどではありません。
『リッジレーサー』と比較してしまうとアレなんですが、18年も経過した今となっては関係ない話なんで純粋にゲームとしてこういうのもあっていいと思いますね。

例によってSS初期の作品は相当数市場に出回っていたこともあり、現在でも総じて安く手に入ります。
本作も中古で¥100台を上回ることはないんじゃないかな?

今更プレイする価値があるかどうかは微妙ですけど、古き良き時代のレースゲームにノスタルジックな趣を感じるならプレイされてみてもいいんじゃないでしょうか。


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