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【SS】『Pia・キャロットへようこそ!』
PiaキャロットへようこそPiaキャロットへようこそ
(1998/03/12)
SEGA SATURN

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約1ヵ月ぶりのブログ更新のネタが15年も前のエロゲーってのは不惑のいい大人的にどうかと思うんですけどまぁいいや。
「CERO Z」やこれより以前にあった「X指定」表示とは異なり、「18才以上年齢制限」という微妙に奥歯にものが挟まったような表現は多分当時のセガサターン特有のものであったと思う。
具体的な基準は知らないんだけど感覚的にはバストトップの表現有る・無しぐらいの差だったんじゃないかなぁ。
尤も「X指定」とはいえいわゆる男女の”絡み”的な表現はNGだったもんねぇ。
残虐描写の方はどうだったかな?「X指定」に該当したのって『モータルコンバットⅡ』ぐらいしか思い出せないんだけどあの程度だったら現在の「CERO Z」の方がよっぽど際どいよね。まぁこちらに関してはハードの表現能力の差もあるから一概にはいえないんですけどね。

今回ご紹介する『Pia・キャロットへようこそ!』はPCからの移植作品でありまして、当然件の描写は「18才以上年齢制限」に則ってマイルドになっているワケですが、まったく別の手段でもってコンシューマーではタブーとされていた”絡み”をド直球で表現した中々にワイルドな内容になってます。
詳細は以下のキャラ別感想に譲るとして、ここではゲーム全般の概容を少々。
簡単にいえば、
エロいときメモ
の一言で集約されちゃうんですけど、本家ほどランダム要素があるワケではなくて、パラメータはあくまでキャラ毎のクリア条件の制限に過ぎず、ある日ある場所で必ず発生するイベントにちまちまフラグを立てることでベストEDを迎えるという構成になってます。
従ってキャラ毎の攻略というベクトルで臨むと実に不自由なプレイを強要されてしまうということですな。
ま、極端に理不尽な仕掛けもなく、本家のように目標以外のキャラとの関係に気を遣う必要もないので中身が分かってしまえば理詰めで攻略が可能だから奥は深くないけど楽、といったところでしょうか。


ゲームの舞台について、

主人公は高校三年生。高校最後の夏休みをナンパ旅行で過ごすという計画を立てていたところが、父親との会話の流れで「一学期の成績に赤点がなければ旅費を負担」という賭けにノってしまって見事に玉砕。父親が経営する「Piaキャロット」というレストランで夏休み中バイトをしなければならないハメに…というところが導入部分。
従業員はオーナーである父親と主人公以外全員女性という夢のような環境。そこで出会った女性達とどう過ごすかで結末が変わるというワケですね。

攻略可能なキャラは全部で9人で、エンディングは10パターン。いわゆるバッドエンド扱いである妹EDを除き、全員とそういう関係になれますw

…ということで以下続きからキャラ毎の感想を。なお性的な内容が過分に含まれておりますので18才未満の方は閲覧をご遠慮下さいw




・小久保麗香(こくぼれいか)

本作をプレイした男性がまず漏れなく最初に籠絡されると思われるのが彼女。序盤からビッチオーラ出しまくりで人気のない倉庫で疲れが取れるおまじないと称して乳を揉ませるわ未成年の主人公をバーに誘った後なし崩し的にホテルへなだれ込むわのやりたい放題w
その後もバイト終わりでホテルに直行するという堕落ぶりなんですが、突然よそよそしくなって主人公を避けるようになります。その理由は終盤、夜の公園で本人の独白により明らかになるのですが、要約すると彼氏と別れたばかりのタイミングでバイトにやってきた主人公をオモチャにしていたと。何だホンモノのビッチじゃんw 遊びのつもりが段々本気になって葛藤していたってことらしいけど、元よりこちらも肉便器としか認識してなかったんでお互い様っちゃお互い様じゃね?
フェ○音にパ○ズリとあらゆる性技の手管を発揮する麗香嬢に対し、主人公も未成年の分際で彼女にひけをとらないツワモノぶりで応酬。一昔前のAVみたいなやり取りが微笑ましいですねw

本文で述べた性行為の表現方法として、本作の醍醐味と言えるのがズバリ”声”の演出。

上記のような濡れ場は当然”画”で表現するのはNG。だったら”声”でやっちゃおうというのは発想としては普通なんですけど、よい子も遊ぶコンシューマ機でここまでやっちゃうというのは中々のアバレンジャーですなw

かように本作を支える柱ともいうべき”声”のキャストなんですけど、クレジットで確認全然知らない名前ばっかりです。
でも「美都いずみ」とかいかにも適当につけたような名前が多いことから、内容が内容だけに偽名で演じられている可能性はあるかなと。私は生憎声優業界に通暁してないので声だけで判別する、なんてことはできませんので何か情報をお持ちの方はご一報を。


・稲葉翔子(いなばしょうこ)

主人公の幼なじみであり、年下で妹的な存在。主人公には妹が居るって設定なんだけどこちらは攻略不可なんでその代替といったところですかね。
一貫して主人公スキスキオーラを出しまくっていてアプローチも積極的。ニブチンの主人公はそんな彼女の気持ちに気付いていない様子なんですが、ベッドに入れば処女の扱いにも長けているという益荒男ぶり…ってこのパターンばっかw
同じく幼なじみであるメインヒロイン森原さとみとの一見調和のとれた三角関係を自分の想いを遂げつつ維持したいという、ウブな雰囲気の割には強かな計算高さも垣間見えます。
前述の麗香嬢に比べたら件のシーンは大分ソフトな感じ。実はベッドの中でも積極的…てな感じだったらそれはそれで面白かったと思うのですが、まぁどっちでもいいです。

攻略可能なキャラクターはひとりを除いて一枚画のイベントシーンに加えてムービーが用意されています。
彼女のソレはカラオケBOXで熱唱している場面なんですけど、歌のダサさもさることながら歌唱力に問題が…。
声のキャストとは別の方が歌われているようで、多分大人の事情によるものなんでしょうけどもう少しマシな歌い手がおらんかったんかな?


・河合雪子(かわいゆきこ)

清楚で可憐なお嬢様…の第一印象とは裏腹に、コスプレして同人誌を売る真性のオタク趣味を持ってる引っ込み思案な眼鏡っ娘…ってややこしいわ!
15年前の当時と現在を比べていわゆるオタ自身の社会的地位はいささかも向上してはいないと思うけど、その文化はずっと浸透してきたというか、まぁマーケティングがえげつなくなってより搾取されるシステムが強化されただけなんですけどねw
それはともかく、妹の留美と友人の大介を介して偶然コミケ会場で彼女と遭遇し、主人公に趣味がバレて自殺しかねない勢いで恥ずかしがる雪子を優しく受け入れてから一気に関係が進展します。

そこから順風満帆な交際…とはいかず、時折チラつく元彼の存在。その元彼にレイプされかかる事件を経て、ありのままの自分を受け入れてもらうべく主人公の部屋を訪ねる雪子…。始めからその気で乗り込んできたこともあって大胆に胸元をはだけさせて主人公を誘惑し、行為後には口で後始末をしてくれる献身ぶりに完全にやられましたw

眼鏡っ娘というファクターにはそれほどリビドーが刺激されないですけど、地味っ娘が実はエロいというシチュエーションは結構好きだったりします。


・北川清美(きたがわきよみ)

主人公の従姉弟にして担任の教師という設定。主人公が最初に意識した女性ということであくまで性的な対象として接するワケなんですけど夏休みであるにもかかわらず基本学校に行かないと会えないのが面倒といえば面倒です。
イベントは少なめで、残業で深夜の人気の無い校舎に怯える姉さんを迎えに行く場面と、最初に結ばれる無人島のシーンがメイン。後者にて、たとえ話で主人公に想いを伝える姉さんなんですが、いやそれ全然たとえ話になってないし!返す主人公の話もこれまた全然たとえ話になってないし! 面倒だからストレートに告っちゃえばいいんじゃね?

…結局その後満天の星空の下で行為に及ぶのですが、”秘部”とか”そそり勃った”とかいちいち表現が三文官能小説のソレで若干興醒め。教師ということでお約束の学校の屋上で行為に及ぶシーンがあるのですが、さすがにコンシューマ的にマズいと思ったのか主人公の妄想の中ということで片付けられていましたw

姉さんのシナリオに関してはPiaキャロットでバイトしている必然性がなく、他のシナリオでは強制的に呼び出される日を除いてほとんど顔を合わせる機会もないので存在感は薄いです。まぁ何と言うか、従姉弟ってのが個人的には微妙ですね。法的に問題もなく姉弟ほどインパクトはない。全然関係ないですけど真っ先に菅直人元首相夫妻を思い出して気分が悪くなりました。


・今井佐織(いまいさおり)

初出は清美姉さんに呼び出しをくらった学校にてぶつかるという定番かつおざなりなシチュエーション。
彼女の身を気遣う主人公に対して「さっさと視界から消えろ」と返され、瞬間殺意の波動に目覚めそうな最悪の出会いです。

その後Piaキャロットで連日閉店時間まで粘る迷惑な客として再登場し、主人公のバイトが終わるのを待ち伏せておいて「なれなれしくすんな」とかもう全然意味が分からない。

で、何の脈絡もなく今夜一晩泊めてと言い出した日には突飛過ぎて目が点になってしまいました。

OKした時点で当然下心ありありなワケですが、そんな主人公を見透かしたように「今日は危険日だから」と言い放つ彼女。家庭環境に問題があって家に帰りたがってないのは容易に推察できるのですが、余りに可愛げがないんでクリアへのモチベーションがもりもり下がってくるのが分かります。

しかも彼女が店に来るのは序盤だけ。経緯の詳細は端折りますので何のことかさっぱり分からないと思いますけど、あとはこちらから毎日霊園に通いつめるというストーキング行為を繰り返す必要があるのですが、主人公が何でそこまで入れ込むのか理由がよく分からん。エンディングで元の明るい彼女に戻る件はよかったですけどHシーンも取ってつけたような感じで全体では盛り上がりに欠けるイマイチなシナリオです。


・樫倉アイリ(かしくらあいり)

SS版オリジナルキャラらしいですが元を知らないんで特に違和感はないです。
女優の卵で役作りの為に事務所織り込みで店にバイトに来ることになったという設定。追加キャラなのでイベントも少なく、シナリオの練りこみ不足の観はありますね。ガマガエルみたいなステージママの存在が女優の宮沢某を想起させますが、主人公との関係がバレて修羅場…みたいな展開はないので肩透かし。

店のロッカールームでのHシーンは中々可愛いんですけどまぁそれだけ。ゲームのプレイ時も本レビューもこのあたりまでくると完全に作業レベルにまで落ちているので適当な内容になってしまっているのはご容赦をw


・神田川志保(かんだがわしほ)

Piaキャロットのマネージャー、いわゆる主人公の上司というやつです。
攻略できるキャラの中では最年長…でも20代なんですけどね。実際本作に出てくるキャラの倍ほど生きているとですね、異性に対する趣向も大分変わってくるもので、ちょっと前までは若い娘しか眼中になかったものが今では女子高生とかクソ生意気なだけで全然リビドーを感じないというか、本当に手を出したら同意の上だろうがリアル犯罪で後ろに手が回っちゃいますんで良識ある大人としてはそういう対象として見ることすらないというか、まぁ嘘ですけどw

エラそうな物言いをしていても所詮は20代の小娘。こちらの精神的余裕に対して精一杯背伸びをしている観のある主人公の言動とかなりのギャップがあるのでイマイチ感情移入できなかったんですよねぇ…。

主人公の言動は年齢のそれ相応なんですが、性の手管はオヤジ並みという特異なキャラクターなんで、予想通り彼女に対しても積極的にリードしていきますw それにしてもコイツは一体何処でこの技術を身につけたのか、それが一番気になりますねw


・立花ゆかり(たちばなゆかり)

いわゆる隠しキャラ的存在で、マトモなプレイをしていたら彼女には会うことすらままなりません。
名前でバレバレですけどキャロットで皿洗いを担当しているおばちゃんの娘で、他のキャラ同様おばちゃんに積極的に話しかけることでちょっとづつその存在が明らかになってきます。

キャラ的には河合雪子嬢と若干被る部分があるし、イベントらしいイベントもなくムービーも用意されていないので物足りないです。全キャラ攻略に拘らないならスルーしても無問題。ちなみに声のキャスティングも麗香嬢の中の人が兼任しているのでそのギャップを楽しむぐらいかな?


・森原さとみ(もりはらさとみ)

本作のメインヒロインにしてラスボス的位置づけ。主人公の幼なじみであり、クリアにはなべてパラメーターを上げなければならないところは本家メモリアルの藤崎某と酷似していますが、性格は全然違います。
勉強にスポーツにすべてにおいてパーフェクトソルジャー的な藤崎某に対し、軽口を叩き合って時には喧嘩みたいになるのも前者よりよっぽど自然で人間的です。

彼女の葛藤は、主人公に好意を抱いているにも関わらず自分と主人公両方を慕う稲葉翔子の存在と気持ちが足枷になってストレート想いをぶつけることができないところにあります。

性豪の能天気主人公はそんなさとみの気持ちも知らず、密かに想いを寄せているさとみに対して見当違いな言動を繰り返し、事態をややこしくさせています。そんな主人公も本当に気があるのはさとみなんですけどね…。

かつて自分の想いをさとみに伝えた際「友達のままでいたい」というさとみの真意を慮れず、あえてそれ以上踏み込むことができなくなってしまっている主人公。シチュエーションとしてはありがちですけどさすがにメインヒロインだけあってそこらへんは丁寧に描写されています。シナリオ的にはもう少しすれ違いの部分を盛り込んだ方がラストに盛り上がるように思います。朝から重たいメニューを連日食わされるイベントは要らなかったんじゃね?

あと惜しむらくは私服が着たきりの上非常にダサいことですかね。ま、彼女に限った話ではないのですが。

エンディングでは主人公がキャロットを継ぎ、さとみと一緒に切り盛りする的な感じなんですがバックヤードでまぐわうのは如何なもんかとw


最後に総論。

上記攻略可能な9人全員クリアはしましたが、CGはいくつか未回収です。…というのも最初にキャロットの制服を3種類の中から選択するのですが、キャラによっては制服のパターン毎にCGがあって、その場合同じキャラを3周クリアする必要があるんですね。1プレイが2~3時間程度で終わるとはいえ、さすがに9人通しでクリアした後CGの回収の為のみ何周も同じ内容を繰り返す気にはなれず、一旦終了することにしました。

シリーズ作品としてSSでもう一作、DCで続編のリメイク版、PS2で3作目と外伝的な2本、箱○で4作目と所有していますが、こんだけシリーズ作品を補完しているにも関わらずまともにプレイしたのは本作が初めてという(汗)

本作の攻略は基本目標キャラを定めてそれ以外のキャラにはちょっかいをかけない一途なプレイが要求されます。
あとは必要条件であるパラメータの値に気を付けつつ、顰蹙をかうような言動で不評のパラメータを上げないようにすることですかね。多少は浮気しても許されるっぽいですが、確かなことは分かりません。

一応はシミュレーションゲームの体裁ですが、実際はフラグ式のADVと言った方がゲーム的にはしっくりするような気がします。

何と言っても10数年前の作品ですから絵柄も古くさいし、携帯電話もないのでガジェットも一昔前の印象であるのは否めません。

が、前述のように最近のコンシューマ機用エロゲーに見当たらない直接的な”絡み”描写は一見、いや一聴の価値ありですw 機種が変わってこれほどの表現がなされているかは不明ですが、比較的安価で手に入るしプレイできる環境があるならおススメできますね。


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