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【XBOX360】『シュタインズ・ゲート 比翼連理のだーりん』
STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん Xbox360 プラチナコレクションSTEINS;GATE 比翼恋理のだーりん Xbox360 プラチナコレクション
(2012/11/15)
Xbox 360

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2年前に本作と前作のプラチナ版が同梱となったものを購入して1年後にようやく前作をプレイして本作の物凄さを3年遅れで体感し、そのまた更に1年経ってプレイした本作。世間では既に続編である『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』が発売されていますので根本的な遅れを取り戻すには至ってないですけど、今の私的にはシリーズものは年一回ぐらいが限界でありまして、これでもプレイしているだけ全然マシってのが辛いところです。

とりあえず全実績解除しました。延べのプレイ時間は30時間強ってところですね。


”それは、あったかもしれないラボメンたちとの物語”


…という副題が示す通り、スピンオフというよりあくまで本編のシナリオをベースにしつつ、本作のコンセプトである「異なる世界線」のひとつという考え方は、本編をプレイした方にとってはまったく違和感なく受け入れられる設定だと思います。反面、(多分そんな方はほとんど存在しないでしょうけど)本編をプレイせずにいきなりこっちをプレイすると、まったくワケが分からない内容になってしまっているんですけどねw

ということで本作をプレイする際はまず本編である前作をプレイしておくことは必須。以下の感想もそういう構成になっていますのでご注意のほどを。例によってネタバレの可能性は否定できませんので本文は<追記>に記載させていただきます。






本作で展開される「異なる世界線」は、ラボメンガールズのひとりひとりにスポットをあてた内容になっています。

本編である前作も構成的には同じなのですが、個々のシナリオが最後の大きな結末に向けた伏線になっていたのに対して本作のソレはそれぞれ個別に完結している為、本編であったような緻密さや真のエンディングにあったようなカタルシスは皆無です。

本作ではまゆりが不可避の死の運命にさらされることもなければラウンダーの存在もなかったことになってるのでミスターブラウンと娘の天王寺綯が闇堕ちすることもありません。っつーかそもそもディストピアとなる未来もなくなってるようで、本編にあった紅莉栖と鈴羽の確執も同様になくなっています。

極めて平和的、あるいは一般的なギャルゲーの方法論よろしく主人公の岡部倫太郎がひたすらモテまくる。

前作のような緊迫感は勿論ないし、個々のシナリオのデキを見ても2次創作に毛の生えた程度なんで作品としてははっきり劣りますけどこれはこれでいいかもと思えてしまうのはやはり前作の完成度が非凡でまったく隙のない内容であったからという事実に尽きます。

本作に対する評価については良く言えばファンサービス。悪く言えば蛇足。でも本編のファン以外が本作のみを手に取る可能性は限りなくゼロに近いとすれば大きな問題はないと思いますね。

ゲームシステムは完全に前作を踏襲。各シナリオへの分岐も共通シナリオの最後の部分に集約されているのでフラグ立てもさほど面倒ではありません。何よりインターフェイスは相変わらず充実しているので再プレイのストレスもほとんどなく、実績解除の要件であるメールチェックもメーリングリストを活用すればラクラクですw

では個別エンディングについての感想を。


■牧瀬紅莉栖ルート

→本編のメインヒロインである彼女は、前作の真のエンディングにおいて主人公岡部倫太郎との関係が確定している為、本作の個別ルートは本作の各ルートの中でもとりわけ蛇足感が強いですw

紅莉栖が新たに開発した未来ガジェット12号機を誤って起動してしまい、喧嘩をすると電撃、一定以上の距離が離れると電撃という罰ゲーム状態になってしまう。しかも12号機は自力で解除する方法がなく”お互いの気持ちが通じ合う”ことで解除されるというファジーな仕様になっていますw

紅莉栖ルートへの分岐はDメールで”12号機”にまつわる過去を改変しなかった場合に確定します。

文字通り”寝食を共にする”ことで徐々に心の距離が縮まっていく紅莉栖と岡部倫太郎。オチも捻りがなく、最初にクリアしたこともあって印象は非常に薄いです。スイマセン。


■椎名まゆりルート

→今まで意識していなかった幼なじみへの感情が変わっていく瞬間。まゆりのセーラー服やラボメンガールズの水着姿が拝めたりとサービス成分が強いです。紅莉栖ED以外では最もしっくりくる結末が本シナリオではないかと思われます。

本編では登場しなかった岡部倫太郎の自室や父親が登場(ただしビジュアルはなし)したり、実家が八百屋という事実が発覚したりとファンにとっては貴重な設定が垣間見えます。

本編ではまゆりの不可避の死の運命に対してどう向き合うのか、というのが大きな軸になっていて恋愛感情を匂わせるような描写は少なかっただけに、岡部倫太郎のまゆりに対するストレートな想いを直球で表現した普通のギャルゲー的展開が逆に新鮮な感じですね。

でも何かオカリンの性格が本編とはちょっと変わっちゃってるような気がw 喩えが適切かどうかは分かんないけど「カリオストロのルパン」的なそれと言えば通じる人には通じるでしょうかw

意外性はないけどそうだったらいいなというファンが望む結末には昇華できていると思います。


■桐生萌郁ルート

→本編ではラウンダーのエージェントとして直接まゆりに手をかけるという役どころで、個別シナリオも存在しないので、本作でようやく陽の目を見たというか、これがきっかけで彼女のファンになる方も多いのではないでしょうかね。

重度のコミュ障になってしまった経緯とか、ミスターブラウンが親代わりに面倒をみているという件が曖昧だとか、重要な設定の背景が微妙におざなりになっている観はありますけど、意外な才能(文才)があったり、元々感情がまったく表に出ないキャラクターであっただけに、徐々に変化していく様や思わず感情が発露したりとかのシーンには結構グッとくるものがあります。

「片付けられない女」の件は既に本編で彼女の住いが公開されているだけに意外性はないですけど、手料理→カップやきそばの件では不覚にもちょっと笑ってしまった。ラストの笑顔もいいですね~…でもなんぼなんでも「バンドやろうぜ!」は無理があるような(汗)


■漆原るかルート

→本編ではDメール実験で本当の女の子になったりもしましたが、本作では一応男性のままです。が、見た目はまぁアレとしても、岡部倫太郎に対する一途な想いはまんま女の子のそれ。っていうか本ルート分岐直後、既にオカリンがルカ子に告白済みって状況の方が気になるんですけど(汗)

ただシナリオのデキは少々雑。柳林神社の宝物庫で古文書発見の件なんかあまりに適当すぎて突っ込む気にもなれないというか何というか。他のラボメンとの絡みも少ないし、オチもしょうもないしでいいところはあまりありません。強いて上げるなら全シナリオで一番エロい、という点ぐらいでしょうか …だが男だw

なお、ルカ子がここまで女性的なのは先天的ないわゆる性同一性障害的なものなのか、変態親父の育成に因るものなのかは依然不明。ちなみにオカリンより遥に立派なモノを持っているみたいです(岡部倫太郎:談)


■フェイリスルート

→オカリンとは系統が違うイタイ奴、4℃と「メイクイーン・ニャンニャン」との”第三次メイドカフェ戦争”がサスペンス仕立てでシナリオの軸になっている為、恋愛成分はやや低めの内容になっています。

その特殊な生い立ち故か桐生萌郁とはまったく方向性は異なるものの、他人に対して感情を素直に表すことができないという点からキャストオフ(笑)後の素顔にやられる人も多いのではないかと思います。えぇ私ですが(汗)

本ルートでは4℃がイイ仕事をしています。あと他のラボメンガールズ全員のメイド姿にキャラ設定は秀逸。特に紅莉栖のドSキャラ、オムライスに「死ね」ペインティングの件には笑わせてもらいました。

意外性はないですけどシナリオの完成度は高いです。個人的にはまゆりルートの次に気に入ってます。


■阿万音鈴羽ルート

→シナリオの中でも言及していますが、まんま『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のパクリです。どうもありがとうございました。

…だけというワケにもいかないのでもう少し補足をw

そもそもディストピアの未来がなくなっている時点で鈴羽が2010年の現代にタイムトラベルして来ている理由がよく分からなかったのが、このシナリオで一応の回答がなされています。いわく、

時間管理の仕事は非常に競争率が高く、制限も多い為、慰労として特別に希望する時間へ滞在することができると。で、自分の父(ダル)と母が出逢った瞬間を見てみたいという個人的な理由ということらしいです。

…えーっと、どこのTPぼんですか?

その理由もさることながら、本シナリオの核となる鈴羽、ダル、オカリンの奇妙な三角関係もそれぞれの性格設定にかなり違和感があってあまり楽しくありませんでした。特にダルの言動にはかなりムカつきますw

顔こそ出てきませんが、鈴羽の母(ダルの嫁)である阿万音由季が登場するのと、未来のダルとオカリンの関係がちょっと気になります。2036年の未来でもダルとオカリンの腐れ縁は続いているようなのですが、鈴羽自身は幼い頃一度オカリンと会ったきりという事実。

まぁそこまで風呂敷を広げても回収できる見込みはなさ気なので曖昧にしたんでしょうけどね。


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→内容にさしたる違いもないのにこれだけマルチに展開してるのってジャンルを考えると何気にスゴくね?


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