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【SS】『ストリートファイター・リアルバトル・オン・フィルム』
某SNSで書き散らした記事に加筆して転載します。

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世間的にはまったく盛り上がっているようには見えないのですが、カプコンの代表作である『ストリートファイターⅡ』の2度目の実写映画が来月公開されるみたいですね。

<公式サイト>

タイトルで分かる通り、本作の主人公は原作では数少ない女性キャラクターである春麗です。チョイス自体は別に異論はないんですけど、演じる女優さんが東洋系ですらないのはさすがにどうかと。
・・・と言って、前作のような似ても似つかぬオバハン やや年配の方が演じられるよりはマシといえばそうなんですがw

折りしも来月はシリーズ最新作『ストリートファイターⅣ』の発売が控えているということで、おそらくその相乗効果を期待しての公開なんでしょうが、未見の上、失礼を承知で申し上げますと、多分厳しいだろうな、と思います。

安っぽいキャスティングもそうなんですが、作品全体に漂うチープ感というか、まぁはっきり言うと『DOA』の臭いがするんですよねw

本作の公開に合わせて前作のDVDも再販されるみたいですけど、売れねぇだろうなw


「ゲームが原作の映画に当りナシ」
「ジャン・クロード・ヴァンダム主演作品に名作ナシ」

・・・という格言がハリウッドにあるのかどうかは知りませんが、この禁断とも言えるコラボレーションを実現した「ストリートファイター」という映画が存在したのはご存知でしょうか?

今回ご紹介する『ストリートファイター リアルバトル・オン・フィルム』は、「ゲームが原作の映画をゲーム化した」ちょっとややこしい経緯を持つ作品です。

ゲーム部分は原案である『スーパーストリートファイターⅡX』とほとんど変わりません。
しかし登場するキャラクターは、馴染みのあるドット絵ではなく、すべて映画に出演した俳優を実写取りこみで動かすという荒業を用いています。

実写取りこみの対戦格闘ゲームと言えば、すでにこの頃代表的な作品である『モータルコンバット』が存在していましたが、さすがは本家本元のカプコンが制作しただけあって、ゲームとしての完成度は前者と比べるのも失礼なくらいよくできていると思います。

ただ、この作品はカプコンがこれまで築き上げてきた『ストリートファイターⅡ』の世界観ではなく、あくまでも映画「ストリートファイター」に準拠したものであることは留意する必要があろうかと思います。

似て非なるモノ、要するにまったく別のモノであるということを認識する必要があるということですね。

ですからゲームの紹介と言うよりは、映画の紹介に近くなってしまうかも知れませんが、そのあたりは大目にみていただきたく存じます。


このゲームにも沢山のキャラクターが登場します。
実は本家本元の『ストⅡ』も、海を渡ったアメリカでは、若干の名前の入れ替え等のアレンジが施されています。詳しくは個々のキャラクターの解説をご参照下さい。


・ガイル大佐・・・原作の少佐から謎の昇格。本編の主人公。もちろんヴァンダム本人の画像を取り込んでいます。CG全盛の昨今、アクション俳優の存在意義は急速に薄れつつありますが、インチキなしのサマーソルトの再現は美し過ぎるので、是非映画で確認していただきたいところ。

・キャミィ・・・ガイル大佐の部下。原作では10代の暗殺者という設定だったが、当時不遇をかこっていたユーロビート歌手、カイリー・ミノーグを起用するという大胆なアレンジ。
当然ながら、映画内のアクションはヘナチョコで、ゲーム中の動きは妙に嘘くさいw

・リュウ・・・ゲームでは主人公。映画ではその他大勢のザコキャラのひとり。見せ場も少なくファンには納得できない改悪がなされている。でもゲーム中の基本性能は変わらないので、そこそこ使いやすかったりします。

・ケン・・・ゲームではリュウに準じる位置付けであったが、映画でもリュウと同じような扱い。ケツアゴがベン・アフレックを思い出させてちょっとイヤ。ちなみに映画の設定ではリュウとコンビの詐欺師ですw

・チュンリー・・・映画では単なるコスプレしているオ○ハン。すべてにおいて間違っているといわざるを得ないキャスティング。

・E・本田・・・ハワイ系のスモウレスラーは許せるアレンジ。シャドルーに横綱昇進を阻まれて恨んでいるらしいが、何故テロリストの親玉が斜陽化著しい大相撲の横審に介入するのかまったく不明。

・バルログ・・・原作ではマイク・バイソン。当時、ヘビー級ボクサーとして最強を誇るも、素行に問題が多かったマイク・タイソンと名前も容姿もソックリだとヤバいと思ったのか、海外版『ストⅡ』でも名前が変更されています。映画では四天王ですらなく、ガイル大佐側なので、観てる方は混乱します。

・キャプテン・サワダ・・・もちろん原作にはこんなヤツは出てこない、映画オリジナルキャラ。
ガイル大佐の別働隊を率いる部下という設定だが、映画では地味。ところが本作では、何かの悪い冗談としか思えない「ハラキリ」「カミカゼアタック」等の見た目もインパクトも最強の技を引っさげ、ひときわ異彩を放つ存在に。セルフパロディで是非復活してほしいキャラですw

・バイソン将軍・・・日本版マイク・バイソンに押し出される形で名前変更。ちなみにゲームではMr.バイソンとなってます。名優ラウル・ジュリアが怪演しているのですが、残念ながら本作が遺作になってしまいました。

・サガット・・・メチャ似ているwある意味ゲームと映画の両方において、見た目も設定も最も違和感のない存在かも。

・ザンギエフ・・・激似第二弾w着ぐるみと見紛うようなマッチョ体型ではないものの、顔が似過ぎているので余り気にならない。ちなみに、シャドルーでは無給で働いているらしいw

・ベガ・・・海外版名前変更キャラ第三弾。ゲームでは「ヒョ~」の人。ヒスパニック系の濃い顔立ちに違和感ありまくり。

・ブランカ・・・原作におけるガイルの親友、ナッシュの成れの果て。シャドルーの改造人間という、ショッカーライクな設定だが、メイクがショボすぎて貧乏くさい。

・ディージェイ・・・映画では格闘シーンが一切なかったのに、何故か登録されている。

・豪鬼・・・映画には登場すらしなかったのに何故か登録されている。


映画には一応出てきたけど、ゲームには採用されなかった人↓

・T・ホーク・・・ゲームでは操作にクセはあるものの、極めれば強いキャラクターだったのだが、映画でも存在感は薄い。独特の技が、実写取り込みでは再現しづらかったのではないかと推測します。

・ダルシム・・・映画ではブランカを改造した死神博士みたいな設定。当然格闘シーンもないので、腕も足も伸びませんw不採用の理由は上記と同じではないかと思います。


映画でもゲームでもなかったことにされた人↓

・フェイロン・・・ま、見た目はブルース・リー以外の何者でもないし、シナリオに絡ませようとしても、どうしようもなかったことは何となく想像できます。ご愁傷さま。


ポリゴン技術が中途半端だった頃の端境期に、割と実写取りこみのアクションゲームは存在しますが、やはり違和感というか、イロモノの印象の方が強いです。

それでも本作は、元となるゲームのエンジン部分はしっかりしていますので、遊べないこともないですね。
接待用に、キャプテン・サワダを使用して笑いをとるくらいの使い方は今でもできそうですw

原作にないモードとして、シナリオモードがあるのですが、これが映画のストーリーをなぞる形で、主人公であるガイル大佐しか使用することができません。
私はいわゆるタメ系のキャラクターが苦手でして、実はこのシナリオモードはクリアできていません(汗)

本作以降も連綿とシリーズ展開を続けている『ストⅡ』ですが、本作に関しては黒歴史として黙殺されるケースも多いようです。

アイデア自体に特筆すべきものはありませんが、ゲームの進化における踏み台として、たまに語り継がれてもいいような一品なのではないかとw


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テーマ:懐かしのゲーム - ジャンル:ゲーム

| SS | 17:30 | トラックバック:0 | コメント:4
コメント
件の2作目の映画公開の情報は既に知っておりましたが
公式サイトは初見でしたので、さっそく見てみました。
・・・や、コレはもう春麗とかいう問題では(滝汗
仰る通り、1作目の配役もアレでしたけど、一応体面は
まだ保っていたと思うのです・・・しかし、今回のはあま
りにあまりすぎるようなorz
ま、見に行く予定は元々ナイですからどちらでもよいの
ですけどもねA^-^;)アセアセ

『~リアルバトル オン フィルム』は、確かこのエントリー
がアチラで更新される少し前に購入したタイトルでした
ので、妙にツボにハマッた記憶があります。
見た目はヘンテコですが、格ゲーとしては原作の『ストⅡ
』に準拠していることもあり、ナカナカヨイ出来なのですよ
ね。特にキャプテン・サワダはもう言う事ナシです^^
2009.01.28 Wed 18:50 | URL | Quodra  [ 編集 ]
ゲームの方はそれなりに楽しかったですね。

「ハラキリッ!」
確か対空性能が高かった様な。
連続で出して血まき散らしまくってましたね(笑)。

ま、私はリュウ使いなんで、EX波動拳にこだわってプレイしていた記憶が。
2009.01.29 Thu 02:08 | URL | Hearn  [ 編集 ]
Quodraさん
予告映像では他のキャラらしい姿もチラっと映ってはいたのですがねw

ストーリー的には春麗のバックボーンをなぞるといった感じなので、直接係わりがなさそうなキャラはばっさりカットされている可能性が大です。

キャプテン・サワダはあれほどのインパクトがあるのにこれ一作しか出てないんですよね・・・。権利の問題で引っ掛かっているなら”キャプテン・S”でも何でも変えて最新のVSシリーズで是非復活してもらいたいw
2009.01.29 Thu 13:51 | URL | 影男  [ 編集 ]
Hearnさん
ゲーム中の基本性能はそんなに悪くないんですけど、如何せん地味すぎ>リュウ

ちなみに本作で演じられていたバイロン・マンは、香港出身の俳優さんで、ドラマ作品で今でもたまにみかけたりします。
2009.01.29 Thu 13:57 | URL | 影男  [ 編集 ]
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