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【XBOX360】『CLANNAD』
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(2008/08/28)
Xbox 360

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箱〇版『CLANNAD』全シナリオクリアしました。

KEYの”泣きゲー”三部作のトリ。『Kanon』『AIR』はDC版でのプレイでしたが、本作は据置機では後発となる箱〇版でのプレイとなりました。

例によって購入したのは随分前なんですけどね。数年の時を経てプレイすることになったきっかけは、CSのキッズステーションでアニメ版が放映されたからであります。帯の放映自体は既に終了しており、全24話録画済みなんでボチボチそっちの方も観賞していこうかなと思っています。近々同局で続編の『~AFTER STORY』も放映予定らしいんで、当面『CLANNAD』熱は続きそうな感じです。あぁ…そういえば『Kanon』も録画だけしてまだ未観賞だった(汗)本当に時間が全然足りないなぁ。

ストーリーを詳らかにしたシナリオの考察なんか述べても今更感が強いし、長くなりそうなんで出来るだけネタバレを避けつつ全体の感想なんかを。

前2作の出自がエロゲーであったことについて、私自身はCS版でプレイしたので当然直截的な描写は省かれていたのですが、シナリオ全体を鑑みてそもそも性的描写の必要性に疑問を持っていました。前2作の系譜に連なる本作が、性的描写のない一般作品としてリリースされたのは、ソレ抜きでも高い評価と販売実績を残した所以であると推測します。

商業的蛇足であった性的描写を挿入しなければならない、という縛りから解き放たれた本作は、ある意味シリーズの集大成といえ、その位置づけに相応しい完成度を誇る傑作に仕上がったといえます。

「家族の絆」をテーマにした個々のシナリオは、主人公である岡崎朋也と魅力的な登場人物たちとのそれぞれの未来が展開されます。それはあったかもしれない未来として同じ時間軸を並行に流れていき、それらをすべて包括した”~AFTER STORY”に繋がっていく。本編に時折挿入される”幻想世界”の物語は、単なる寓意のように思わせておいて”~AFTER STORY”シナリオを進めていくとその意味が理解できるようになる構成になっています。それは前作『AIR』における”SUMMER編”の存在に近いですが、本作がシナリオ本編に”幻想世界”を読み解く伏線が散りばめられているのに対し、後者のそれはまったく逆の構成になっていますね。

各シナリオの結末(一部別のシナリオとの相関において)で、”光の玉”という象徴が手に入るのですが、この物語の舞台となる”町”の意識的なもの、そして過去のある事件をきっかけに”町”の意識と同化している古河渚の本来あるべき未来に影響を与えている。プレイヤーが手に入れることができる”光の玉”すべてを集めきることができて初めて結実するのですね。

”幻想世界”のただひとりの住人である少女と、その少女がガラクタから作り上げたロボット。ロボットは”幻想世界”と”現実世界”両方を行き来できる主人公、岡崎朋也であり、少女は”町=古河渚”であることが終盤に明らかになります。変わりゆくもの。それはある人にとっての大切な場所が新しい建造物によって姿を変えることであったり、1年間休学することによって場所は同じでも環境がそっくり変わってしまうことの意であったりします。その抗うことのできない哀しみや不安が”町”の意識と連動し、少女=古河渚の未来を変えてしまう。それを救いたいと願うロボット=岡崎朋也がその”町”で暮らす人々と関わっていくことで変わる未来の象徴が”光の玉”である。

個々のシナリオにおける恋愛成分は前2作と比較すると高いですが、いわゆる「抜き」要素のない一般作ということで生々しい展開にはならず、現代の同年代にしてもかなりおとなしめな印象です。登場人物のひとり、芳野祐介と岡崎朋也とのやり取りの中で、携帯電話が普及しだした頃であると推測すると、時代的には90年代後半といったところでしょうか。

登場人物の多さもさることながら、それぞれの相関関係も複雑に入り組んでおり、シナリオのボリュームはシリーズ屈指であるといえます。序盤から中盤にかけてやや冗長なのはクライマックスに至るまでにキャラクターへの感情移入度を増すという効果において伝統的に使用しているもので、既に馴染みのもの。主人公のキャラクター設定(イケメン・ぶっきらぼう・実は優しい)は完全に踏襲されていて新味はないですが、悪友である春原陽平との掛け合いがよいアクセントになっていますね。シナリオを彩るヒロインはいずれも部分部分で前作前々作に類似性が見られますが、基本的なスタッフが共通している以上ある程度はやむを得ないといったところでしょうか。

本作について、シリーズ作品として概ね満足しているんですけど一点だけ不満が。
本作における各個別シナリオを一定のところまで進めたりクリアしたりすると、DLコンテンツにてスピンオフストーリーが解除されていくのですが、1話400円以上して全部で16話もあるんですわ。全話DLしたら6000円以上かかる計算になり、ぶっちゃけ本編買った値段の倍以上になるんですね。これって他機種ではどうなってるのかなぁ?興味はあるけどどう考えてもぼったくりなんで、スピンオフストーリーのみで構成された唯一のパッケージ版であるPSP版を中古で買ってしまいました。それでも上下巻合わせて2000円以上しましたから結構な買い物です。そちらについては後日レビューを行います。


私事で恐縮なんですけど、主人公岡崎朋也の学生生活って私のソレと被るんですよね。私は朋也のようにイケメンでも優しくもなかったんで一切モテませんでしたが、遅刻はしょっちゅうだったし学校行事のほとんどをサボっていたんで「幻の同級生」と呼ばれていたらしいですw 周囲の認識もバッキバキのヤンキーではなく、単に素行の悪い不良という感じで一部の悪友以外誰にも相手にされてなかったなぁ…。そんな感じで高校時代のいい思い出なんか当然何もないんですが、不思議とイヤだったとか辛いとかって記憶もないんですよね。それはやはり同じような立場の悪友(本作でいうところの春原)の存在が大きかったんだと思います。本作の幸村俊夫シナリオじゃないけど、仮に悪友の存在がなかったとしたらどうなっていたかは分かりませんね。後にその悪友は同じように遊んでいたはずなのに現役で大学進学し、私はといえば一年遅れて同じ大学に進学して屈辱の再会を果たすことになるのですがまぁ全然関係ない話なんでどうでもいいですね。

最後に本作の女性キャラクターについてそれぞれ一言感想を。

・古河渚…可愛いのは認める。でも付き合うとなると正直面倒くさい感じw

・藤林杏…主人公、岡崎朋也が一番自分らしく接することができたのは彼女だったんだろうな。エンディングも年相応の自然な感じで私は好きです。汐シナリオで朋也を支えて一緒になるのは彼女だと妄想してみる

・坂上智代…メインヒロインで一番お気に入りなのが彼女。リーサルウエポン的な設定はアレだけどダメ男に尽くす一途なところがいいですよね。本当、いい女です

・一ノ瀬ことみ…唯一主人公の幼馴染という設定ですが。客観的にみれば単なるメンヘラ。あまりお近づきにはなりたくないタイプです

・伊吹風子…主人公との掛け合いは面白いね。恋愛感情に発展しそうにはないですが

・宮沢有紀寧…大勢に慕われている女性を独占できるのって何かいいよねw 本編では他のキャラとあまり接点がないので地味ですが、私は意外に気に入ってたりします

・相楽美佐枝…最後まで具体的な年齢は不明ですが、30代前半といったところでしょうか。私ぐらいのジジイになると若すぎる女の子よりこのぐらいの年齢の女性の方がいいです。もちろん性的な意味で!w

・藤林椋…柊勝平シナリオにおける彼女の位置づけがすべて。病室でヤリかけるというビッチ行為もさることながら、内気で大人しい性格というより計算高く強か。個別エンディングの投げやり感が彼女に対する扱いの悪さを現していますね



現在アニメ版を観賞中。近々続編も放映されるらしいんでそちらもチェック。携帯機では上記のPSP『~光見守る坂道で』をプレイ中。この2カ月、CLANNADづくしですw 『智代アフター』までいったら完璧だな


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オリジナルの発売から今年で10周年を迎えたらしいですけど、いまだに新ハード対応の移植版が発売されるのってすごいよね。

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