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【PSP】『アキバズトリップ・プラス』


PSP『AKIBA’S TRIP PLUS(アキバズトリップ プラス)』を1周クリアしました。

タイトルがそのものズバリなんであえて言及する必要もないと思いますけど、本作は東京の秋葉原を舞台としたアクションRPGです。実在する場所を舞台としたゲーム作品といえば『龍が如く』シリーズがまず思い浮かびますが、ゲーム性も非常に近しいものがありますね。敵と戦えば経験値を得てレベルがあがり、イベントや買い物で新しいスキルや技を習得したり、装備を交換してステータスをアップする。メインストーリーを進めるミッションとは別に、直接関係ないサブミッションも多数用意されており、クリアすることで戦闘パートを有利に進められるアイテムを得たり、あるいは称号の獲得等自分なりのやり込み目標を達成するモチベーションとなるわけだ。

主人公は大学受験に失敗して予備校に通う浪人生。受験勉強に勤しむわけでもなく、友人達と秋葉原で遊び呆けている。
そんな折、主人公の親友が留守電に謎のメッセージを残して消息を絶ってしまった。メッセージに従い、親友のPCを調べていると、そこにはこの世のものとは思えないほど美しい少女の写真…その背景にはなじみ深い秋葉原の景色。ツイッターならぬ「ぽつり。」で情報を収集し、親友が消息を絶ったと思しき場所を突き止め、現場に向かう主人公。そこに待ち構えていたのは”カゲヤシ”と呼ばれる人間ならざる吸血鬼「阿倍野優」であった。

阿倍野優に襲われ、瀕死の重傷を負う主人公。そこに現れたのは新友のPCにあった写真の美少女「瑠衣」。彼女は友人を助ける為に自らの危険をも顧みないで行動する主人公に感銘し、自身の血液を与えて主人公を救う。瑠衣によって一命を取り留めた主人公であったが、国家の調査機関を名乗る女性「御堂聡子」によって身柄を拘束されてしまう。

主人公は椅子に縛られた状態で意識を取り戻す。そこで国内情報調査機構「NIRO(ナイロ)」の現場責任者「瀬島隆二」から今秋葉原で多発している事件の裏に”カゲヤシ”が関わっているという事実を聞かされる。そして”カゲヤシ”の眷属である瑠衣から血液を得た主人公の肉体は、既に”カゲヤシ”化しており、その身体能力を使って”カゲヤシ”撲滅に協力を迫られる。

止む無く協力を約束した主人公は御堂聡子を通じてNIROの指令を受け取り、秋葉原自警団のメンバーと共に”カゲヤシ”と対峙していく…というところが導入部分。


メインシナリオで行う選択肢の内容によってルートが変化します。考えなしにしょうもない選択肢を選んでしまうとあっさりゲームオーバーになったりするので注意が必要です。背景設定含む物語の本質にたどり着くには周回プレイが必須なのですが、今回は共存ルートと呼ばれるエンディングで一旦終了しています。

1周のプレイにかかった所要時間は約15時間。エンディングデータから再開すればアイテムや装備等を引き継いだ状態でプレイを開始できるので大分楽ではあるんですけどね。

冒頭『龍が如く』シリーズに近しいゲーム性という話をしましたが、ビジュアル的にはそこまで作り込まれておらず、比較するとややチープな感じがしますね。街中では人通りが少なすぎて寂しく、行動できるエリアは細かく設定されていて歩ける範囲は非常に狭くせせこましい感じがします。キャラクター同士の掛け合いによるイベント演出は、まったく表情が変わらないキャラクター同士のやり取りが結構不気味。画面上では2次元のキャラがカットインされるのでそっちを見て脳内補完する必要があります。

アクションに関しては操作性がイマイチで動きも何か違和感がありますね。ゲームとしての完成度は『龍が如く』シリーズには及ばないですが、本作独自の要素として日光を大量に浴びると炭化するという特性をもったカゲヤシを効率的に退治する為の「ストリップアクション」と呼ばれるシステムがあります。頭・上半身・下半身の部位毎にダメージ設定があり、攻撃を加えることで着衣が乱れたところをアクションボタン長押しで発動し、一気に服を剥ぎ取ることができます。着衣を全部剥ぎ取るか破壊してしまえばカゲヤシは炭化して消滅してしまいます。服装の種類ごとに「極意」があり、それを習得していると剥ぎ取った服をそのまま手に入れることができるんですね。手に入れた服は自分で着用してもいいし売ってしまってもいい。「ストリップアクション」は男女問わず有効なので、女子高生のカゲヤシをあられもない下着姿にひん剥くのが中々楽しいですねw ただし服欲しさに一般人に対して追剥みたいなことをやってると後でしっぺ返しを食らうので注意が必要です。

シナリオに関しては良い意味でも悪い意味でもセカイ系のラノベテイスト。ゲームの世界観にはマッチしていると思います。

キャラクター(特にカゲヤシ側)は魅力的ですが、特に主人公キャラの設定がドラクエ形式で時折挿入される独白以外は基本的に一切セリフを発しない為にイマイチ掴みどころがないんですよね。先にも書いたように選択肢によってヒロインであるカゲヤシの文月瑠衣との関係が大きく変わるものだから、きっちりと嵌めてしまうと物語的に色々おかしなことになる…というのは理解できるんですけどね。

個人的に引っかかるのはそもそも主人公が事件に首を突っ込むきっかけとなった友人の失踪が、事象として提示されているだけで”友人”の存在はビジュアルはおろか名前すら出てこない。それ故、主人公との関係性に密度を感じられず、その後のシナリオにも一切関わってこないから、最初の自らの危険も顧みず…という件がすごく薄っぺらく感じてしまう。多少冗長となっても友人の人となりや主人公にとって大事な存在であることを認識できるくらいの演出はあってもよかったのではないか、と思うんですよね。


本作は来季の新作アニメ化が予定されているそうで、プレイするタイミング的には丁度良かったと思います。あと、個人的なことで恐縮なんですけど、今年仕事で東京に出張する機会が複数回あって、本作の舞台である秋葉原にも何度か足を運んでるんですね。勿論仕事の合間なんで観光気分でがっつり踏破したワケではないんだけど、ゲームに出てくる建物や公園なんかも近くを通ってるのでより身近に感じられたのも良かったと思います。

続編はPSVと据え置き機でPS3とPS4版が発売されており、私はPS3版を所有しています。また、本作の前にプラスの付かない無印版があるのだが、メインシナリオには大きな変化はなく、ビジュアルの強化やイベントフルボイス化、サブミッションやアイテムの追加等が施されているので、初めてプレイするなら本作の方がおススメ。無印のセーブデータとも連動していてアイテムが貰えたりするらしいですけど、要するに無印版は未完成品という認識でいいと思いますね。続編は機会があったら早めにプレイしたいと思ってますけどいつになることやら…


 

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